かずよの不定期日記 (2005年7月・8月)
過去の日記
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2005年 1月・2月  3月・4月  5月・6月

カナディアンロッキー   日本のビデオ   トイレトレーニング断念?   パンクとアメリカ人
もうすぐお別れ   お別れの日   鍼治療   漢方薬   アパートのメンテナンス 
リコール   SAN DIEGO ZOO   鍼治療3回目   ミッションベイの公園
ウォーキングとチップ   鍼治療4回目(最終?)   夜のシーワールド
バースデーパーティー   BOOK OFFとアウトレット   アダルトスクール  



8月30日 アダルトスクール

 今週から秋学期のESLが始まりました。私が通っているクラスは日本人が多くて、春学期には、20名程の生徒の中に日本人が3人いました。そして、今日は新たに2人の日本人が加わって、国籍割合でいくともうすぐメキシコ人を抜きそうな勢いかも(笑)。今日の一番びっくりは、初めて会ったMさんという女性が、このホームページを知っていて不定期日記も読んで下さってたということ。そして春学期からのクラスメートのKさんにももれなく知られちゃってたよ。。。たかだか33歳、人生の酸いも甘いも分かっちゃいない若造の日記をどんな風に読んで下さってるんだろうか、あぁ、そんなことを考え始めると恥ずかしくて、どこかに隠れたくなってしまうので、あんま考えないことにしよっと。それより、こうやって1人で載せ続けてる日記を誰かが読んで下さってることが分かるとやっぱり嬉しいです。
同じ日本人のKさん、Rさん、Tさん、Mさん、こんな奴ですがよろしくお願いします。

 それと、今日は初日なのでテストを受けました。手応えは、「最悪ではない」といったところかな。ははは・・・。高校時代、割と得意だった受験英語。いい点を取る為にせっせせっせと身に付けた小手先のテクニックが、この学校では何の役にも立たないことを今思い知ってます(苦笑)。そして本当に役に立つ英語を無料で教えてくれるアダルトスクールのESLって、本当に素晴らしいなぁ。

◆今日覚えた言葉◆
・人の服装や外見等について話す時のsuitmatchの違い。
  suit=髪型や洋服などがその人に似合っている(Gold suits you.)
  match=靴とバッグ、ネクタイとシャツなどの色・柄などが合っている
  (His tie doesn't match his shirt.)
・ことわざ
 What goes around, comes around.
 良いことも悪いことも、人にしたことはいつか自分に帰ってくる。



8月28日 BOOK OFFとアウトレット

 久々にコスタメサのBOOK OFFへ行きました。Kazuはビジネス書を1ドルでゲット。ついでに同じモールにあるマルカイで買い物。私はコスタメサのマルカイが大好き。いろんなものが安いので、ついついいらないものまでカゴに入れたくなっちゃいます。セール上手なスーパーです。
 っていうか、コスタメサまでのガソリン代を考えると、何が安くたって全然お得じゃないんだけど、我が家はこうやって車であちこち行くのが楽しいので、これで満足なのだ(笑)。そしてこれまたついでにランチはミツワ・コスタメサ店の山頭火ラーメン。しょうゆラーメン、塩ラーメン、どちらも素晴らしくおいしゅうございました。

 そして、帰りにカールスバッドのアウトレットにも寄りました。夏物セールをやってたので、Kazuのシャツをお買い上げ。ユニクロ並みのお値段でした。
 私は秋冬用の靴を探しに行ったのだけど、気に入ったのが見つからなかった。。。アメリカで靴を探すのは私にとっては大変。アメリカで売られている靴は幅が狭いのが多いので、足の幅が広くてサイズが小さい私はなかなか合う靴が見つかりません。しかも、やっと見つけて買っても靴の寿命が日本よりずっと短い気がします。数ヶ月で壊れたりへたったりして履けなくなったものがこれまでに2足。日本では同じ靴を3〜4年履き続けても壊れたことなんてなかったのになぁ。こんなことなら日本から何足か持ってくればよかったかなぁ。
でも、久々のアウトレット、楽しかったです。  



8月27日 バースデーパーティー

 アメリカの家庭では必ずと言っていいほど人を招待して子供のお誕生会をやります。
今日は、4歳になるレベッカんちの長男のバースデーパーティーに行ってきました。
ちなみにこの家族は、息子とパパの名前が同じ「テイラー(Taylor)」。アメリカって、どうして息子にパパと同じ名前をつけるんだろう?「分身」って意味かなぁ?名前が同じなので、息子の方はTJ(テイラージュニアの略)と呼ばれてます。

 Kazuと私はお好み焼きを持って行きました。我ながらかなり美味しく焼けたんだけれど、ゲストのアメリカ人たちは、お好み焼きの上で踊る「かつをぶし」を「未知の生物」と思ったらしい。しかも踊り食いだと思ったのか、「It's moving.」と言いながら後ずさり。とにかく怖がって食べないし、少し食べても、気持ち悪いらしく、慌てて水で口をゆすいで「I love cheesecake!」とか言いながらケーキで口直しされちゃった。かなりの自信作だっただけに、Kazuも私も軽く落ち込みました・・・。アメリカ人ってほんとウラオモテ無さすぎ(苦笑)。
「おでんも持って行こうかな」って思ってたけど、やめといてよかった(笑)。
 レベッカとテイラーは、外国の味に慣れてるので「あぁ、あの人たちは超アメリカ人だからね。お、これ美味しいね。」とか言いながらたくさん食べてました。
心優しい夫婦です。あ〜ぁ・・・。

 食事の後はTJお待ちかねのプレゼントタイム。みんなからのプレゼントを1つ1つ、今日の主役であるTJが自分で開けていきます。私達は、双眼鏡などのサファリセット一式と、動物図鑑風の飛び出す絵本をプレゼントに選びました。「プレゼントも喜ばれなかったらほんと最悪だなぁ・・・」って心配してたけど、こちらは結構気に入ってもらえたみたいで良かった。。。

 アメリカでは寿司やアジアンフードが結構流行ってるけど、生粋のアメリカ人やお年寄り、外国の料理に興味のない人達には見慣れない食べ物はキツイのかな。
それにしてもこの敗北感はどうしたらいいんだぁ。うーん、悔しい!お好み焼きは、ピザよりずっとヘルシーで美味しいんだぞぅ。10月にあるTJの弟のバースデーパーティーでリベンジ戦をすべきか?(もうやめとけって?笑)。
 それはさておき、いつの間にか家族ぐるみで仲良くなった彼らと、今日もとても楽しい1日を過ごさせてもらいました。




8月20日 夜のシーワールド

 今日は、夜のシャムーショーを観に行ってきました。シャムーショーだけ観て帰るなんて年間パスならでは使い方です(笑)。私は、夏の間だけ観られるこのショーが大好きです。観客席の盛り上がり方が昼間とは全然違うし、ショー自体も超カッコいい!何度観ても飽きません。
 今年から、ショー最中に必ず、映画の感動シーンさながらの音楽が流れ、正面のスクリーンに兵隊さんが登場します。その後、大きな星条旗が登場します。この演出によって更に盛り上がれる人と、シラけてしまう人が入り混じり、妙〜な雰囲気の中、今日もシャムーはカッコいいショーをみせてくれました。

 そういえば、テロ対策のためにエントランスで指紋を取られるのも、最初は腹が立ったなぁ。でも、こういうことがあるお陰って言っていいのか分からないけど、「アメリカ」という国について考えさせられることが本当にたくさんあります。と同時に、「アメリカを通して見る日本」についてもいろいろ考えたりします。そういう中で、今まで見えなかったこと、見ようとも思わなかったことが私なりにちょっとでも見えてきてるとしたら、やたらに憤慨するよりもいいことなのかなぁ?うーん、難しい。
っていうか、大分話題がはみ出てました(笑)。

 とにもかくにも、娘は大好きなシャムーを観ながら音楽に合わせて踊ったりして楽しそうでした。 そして帰りの車の中で爆睡。今日は寝かしつけをしなくてすみました。ラッキー(笑)。



8月18日 鍼治療4回目(最終?)

 今日も予約の電話を入れると「今から来て」との返事。4回目の鍼治療です。最初に「週1で4回おいで」と言われてたので、今回で一応最後。今日は25本打ってもらいました。今日の「やめてぇ〜」って思った箇所は、ひざの裏とアキレス腱。。
 漢方はこれからも続けた方がいいのかな、と思ってたら、漢方もこれで一旦終了とのこと。
それにしても、数週間前までのあの身体の状態は、思い出すことも難しいほど復活しました。今漢方を止めたら自分の身体はどうなるんだ?っていう不安もあるけど、それもまた経験してみないと分からないか。。。
 鍼治療や漢方がこんなに効くなんて知らなかった。そして明日はKazuが腰痛治療のために行くらしい。。。



8月12日 ウォーキングとチップ

 今日は午前中からレベッカ+子供たちと、うちの近所の ミッショントレイルズでウォーキング。彼女のウォーキングは長い。今日は3時間歩きました。でも私は漢方飲んでるからか全然疲れなくて、疲れ果ててボロボロになったのはレベッカだけだった(笑)。
そして今日も、私にとってウォーキングより大変だったのは「にっくき英語」でした。彼女の話すスピードはネイティブより速い。しかもお喋り大好きだから話題もぐるぐるぐるぐる変わってくし。
一生懸命聞いてるんだけどついていけないことが多くて、「え?なに?」「え?なにってか?」「え?分かんない。もっかい。」とかって私が聞くたびに彼女は何回でもリピートしてくれます(苦笑)。こんな忍耐強い友達初めてだわ・・・。いつもながら感謝感謝。

 レベッカは「日本って治安もいいし、住みやすいし、いい国らしいね」って私に時々言うので、「日本は安全な国じゃないと思うよ。心を病んでる人もたくさんいるよ。例えばね、」って、最近の自殺サイト殺人事件の話をしたら、「カズヨ、大丈夫よ、そんなの日本だけじゃないって。」と言って、ドイツのあるニュースについて話をしてくれました。ベルリンの男性がインターネット上で「食べられてもいい人」を募集していたゲイと実際に会って、本当に食いちぎられて死んじゃったというニュースです。こ、こ、怖いです。(そのニュース、あった。)

 そう言われると、たしかに私は日本のニュースとアメリカの少しの情報以外はほとんど知らないのに、「日本は治安があんまり良くない」って思い込んでたなぁ。レベッカは、いろんな国に住んでたことがあるし、実際に生活する中でいろんなものを見て、体験してきたんだろうな。

 さて、ウォーキングでお腹が減ったので、カズヨん家でピザ頼んで食べよっか、ということになり、部屋で勉強してたKazuも加わってみんなでランチ。そして私は、あろうことか、ピザ持ってきてくれた人にチップ払うのを忘れてしまった。彼らはチップで稼いでるようなもんだし、非常識なことをしでかしてしまったよ・・・。ピザのお兄さん、ごめんよぉ。
 せめて、またデリバリーを頼む機会があったら今度は少し多めにチップ渡そう。もちろん今日とは違う人に渡すことになるだろうけど、私のお陰で、「アジアンはチップくれないんだぜ」なんて言われちゃったら他のアジアンにも悪いしね。
 あ〜あ、しっかしやっちまったなぁ。。。ま、でもクヨクヨしてもしょうがないか。
今日も昨日と同じく賑やかで楽しい1日でした。



8月11日 ミッションベイの公園

 メールで知り合った日本人ママと初対面しました。 どこか海辺の近くで座ってお喋りしたかったので、彼女が住むUTCから20分ほどのミッションベイへ行きました。
 ミッションベイエリアは、海沿いに広く芝生が敷かれていて、ジョギング・エクササイズ・犬の散歩・凧揚げ等、みんなが思い思いに時間を過ごしてます。海と芝生とパームツリーの3点セットが揃ってる、カリフォルニアっぽい感じの場所(?)です。
 今日は、サンディエゴのビジターセンター隣にある小さい公園へ行きました。公園に娘を放牧状態にし、私たち大人同士&彼女のベイビーは木陰でお喋り。その後は、 Great Moon Buffetでランチ。そう言えば私、ママ同士でレストランでランチなんて初めてだったけど、子供たちもずっと大人しくしててくれたので、思ったよりゆっくりできたかも。
 ママ友達の彼女は、サンディエゴに来て2度目のレストランだったらしく、なんだか楽しそうでした。なのに私と娘だけがバクバク食べて終わっちゃったかも・・・。

MISSION BAY PARKのマップ



8月9日 鍼治療3回目

 例の鍼クリニックに予約の電話を入れると、やっぱり今日も「今日の11時〜7時においで」という超フレキシブルな返事。ビジネスカードには「要予約」って書いてあるんだけど、結局いつでもいいらしい。。。
 私のその後の経過は信じられないほど快調です。まさにincredible!どんな感じかっていうと、見た目が33歳でもスタミナは20歳よ、と言っても大袈裟ではないくらい(食欲も高校生並みになりつつあって怖い)。普通の薬は、症状が出ているところを集中的に直したり、痛みを緩和したりする効果がありますが、漢方薬っていうのは、人間が持つ自然治癒力を使うので、自分の身体が自分で治しているような感覚があります。副作用が全く無いのもいい。
これで保険が効いたらこんな素晴らしい医療はないのになー。

 ところで、日本の解散総選挙の話題はこちらのニュースでも取り上げられてました。この歴史的大波乱を日本で体感できないのが残念です。世論はどっち側に傾いてるんだろう??
ちなみに私は民営化に賛成。



8月4日 SAN DIEGO ZOO

 漢方を飲み続けて10日が経ちました。最初の1週間は、治るどころか首・頭・背中の痛みが悪化したような感じが続き、かなりブルーだったのですが、一昨日あたりから急に体調が良くなってきて、今日はもう絶好調!とにかく出かけたくてしょうがない、動きたくてしょうがない、みたいな。今朝は、Kazuを大学へ送った後、アパートに戻らずZOOへウォーキングに行っちゃいました。

ハエ
ヤギ
 ところで、サンディエゴって、車で2時間程度以内の場所にテーマパークがいくつもある、家族連れにはたまらない(?)都市です。その中でも気軽に行ける場所のひとつがSAN DIEGO ZOOです。ここは、1日で全部見て回るのはほぼ無理なくらい広大な動物園。午前中や夕方の涼しい時間帯には、ウォーキングに来ている人をよく見かけたりもします。
 年間パスの値段は、他のテーマパークよりぐっと値段が安く、ZOOとWild Animal Park(サファリパーク)の両方で使えるので、なかなかお得。
 お昼前後は動物たちが奥の日陰へ引っ込んでしまって見られないことが多いので、私たちはいつも午前中か夕方をねらって行きます。今日は2時間ほどブラブラして帰ってきました。

 それにしても、動けるってスバラシイ!
東洋医学恐るべし、です。もうマズイとか言わないで、毎日ぐんぐん飲むわよ。



8月2日 リコール

 この夏は何かと忙しいです。実は少し前に、車のことでオドロキの真相が発覚しました。
リコールです。

 我が家の愛車オデッセイは、3ヶ月程前から走行中に突然エンストするようになり、危ないったらありゃしないので、この車を購入した日系業者へ修理をお願いしたところ、とりあえず総点検をするように勧められました。が、総点検をしても問題は解決しないままでした。そこの業者はメカニックが修理の判断を一切出来ないシステムだったらしく、彼がどんなに直したくても社長が指示しない限り手をつけられないという、煮え切らない状態が1ヶ月以上続きました。それで、「こりゃ待っててもダメだ」と思い、今度は整備専門のY&H GLOBAL MOTORS(情報誌LightHouseより)という所へ行ってみました。
 そして、そこのメカニックの人にまず言われたのが、
「この車は、2002年の7月にリコールが出てますよ。」
何ですとぉぉ〜?!そんなの全然知らずに2年間、あっちこっち走りまくっちゃったよ・・・。
でもこれから車を買う人にはいい情報源になるかもね(笑)。

 メカニックの人には、「まずはHONDAのディーラーへ行って無料で部品交換をしてもらってください。それで直らなかったらその時にはもう1回持ってきてください」と言われました。
こりゃぁ大変だ。もう速攻HONDAのディーラーへ持っ行きました。調べた結果、エンジンを始動する鍵穴の部品と、エミッション(排気?)の2ケ所がリコールの対象になってました。
 ディーラーでは、部品交換の他に点検とオイル交換もしてあり、預けた翌日には全ての作業が終わってました。

 そして、車に乗ってみてビックリ。同じ車とは思えない程加速が良くなってて、今まで気になってたエンジン音も、明らかに良くなったました。走行中のエンストも完璧に直り、素晴らしい状態(っていうかこれが普通?でも私たちは感動したんです・・-涙-)で生まれ変わってました。
 お金にならない仕事をしてくれたメカニックの人に感謝感謝です。早速今日、お礼の電話を入れました。ついでに「アメリカではリコールって多いんですか?」と質問してみたところ、「めっちゃくちゃ多いですよ」だそうです。
 しかも、私たちが車を買った日系業者のように、リコールが出ていることを知らずに中古車を売ってしまう所は多いみたいです。アメリカでは、ライセンスを持っていようがいまいが、メカニックの仕事に従事することが出来ます。でも、米国のライセンスを持っている人は、「修理の前に必ずリコールを調べよ」と教育されているので、きちんとしてくれるのが一般的なのだそうです。日本人メカニックで、日本と米国両方のライセンスを持っている人は少ないみたいですが、Y&HのYさんは、両方のライセンスを取得されていました。

 それにしても、日本だったら、「まさかウチの車がリコールなんて」ぐらいのちょっとした騒ぎですよね。でも、生産システムも何もかもが日本と違う違うアメリカでは、珍しいことではないようです。
いや、知らなかったぁ〜。。。
 どうして最初の日系業者はリコールのことに気が付いてくれなかったんだろう。
ま、とにかく原因がわかって修理も終わってホッとしました。




7月30日 アパートのメンテナンス

 ここのアパートは、メンテナンスサービスの予約をオンラインで受けています。
 インターネットが子供から高齢者にまで浸透しているアメリカでは、こういったサービスは一般的みたいです。また、日本ではマンション等でメンテを頼むことってあんまりないですけど、アメリカではしょっちゅうですから、このサービスはかなり便利です。

 我が家は数日前から、天井から雨漏りのように水が滴り落ちてくるようになり、いつものようにオンラインで、今日の8時〜10時でメンテの予約を入れたのですが、これまたいつものように、10時前になっても来やぁしない(笑)。でも、彼らは忙しい訳でも何でもないんですよね。
アパートのオフィスへ電話して、「メンテの人が予約した時間に来ません。一体今日来るのか来ないのかも分からないし、困ってます」と言うと、3分以内に登場します。っていうか、天井から水漏れしてることは文章でも電話でも伝えてるのに、お兄さん、手ぶらだ・・・。
で、「道具を取って来るから」と、慌ててハシゴ等の道具を色々持って再登場です。
去年あたりから、うちのメンテ屋さんたちはいつもこんな調子です。 。
 そして、修理は30分ほどで終わり、無事水漏れは直りました。

 日本だと、言わなくても最低限このくらいはやってくれるだろうと思うようなことでも、アメリカでは通じないんです。もちろん、私たちは外人だし、なめられている部分も大いにあるかな、とも思ったりするけど、最近は、そんなんでもないのかなぁ、という気もします。
 アメリカは、修理とか整備などの仕事に従事する人たちが、低賃金で働く外国人である場合が多くて、彼らが自分の仕事に誇りを持つのがとても難しい社会のシステムというか、そんなことも大きな原因のような気がします。

 私にとって、アメリカで唯一「ほんとに面倒くさいなぁ」と思うことが「いちいち言わないといけないこと」です。でも、こういうことでもないと本気モードで英語を喋ることも少ないし、今日もいい体験をさせてもらいました。
メンテ屋のお兄さん、次回も逃がさないわよ。  



7月29日 漢方薬

スキヤキみたい?  今日は、2度目の漢方薬作りの日。1回目に煎じたやつの出がらしに水を加えて再度1.5時間煮込み、煮詰まった汁を1日2回、200mlずつ飲みます。
どんな味かというと、のた打ち回りたくなる味です(苦笑)。

 飲んですぐに変わったのが、身体が温かいことと、顔色が良くなったことと、気持ちよく目が覚めること。ただ、一番困っている倦怠感と上半身の痛みがまだ消えないので、相変わらず外出するのが億劫です。。。「なんでかなぁ」と思ってたところへ、 ある方からメールでアドバイスを頂き、漢方は長期間飲み続けて効果が出るものだということを知りました。私、漢方薬って今まで興味なかったし、そんなことも知らなかったんですよね・・・。そっかぁ、飲み続けないといけないのかぁ。

 この味に慣れる自信がないんだけど、何しろ今年は厄年(+大殺界)だから、何となく病気が気になるんですよね・・・。まずは先生の言う1ヶ月間、真面目にやってみよっと。



7月27日 鍼治療

 ここ数年ずっと首・肩・背中のコリと慢性頭痛にやられている私ですが、今年に入ってからどうにも体調が悪いんです。この間、いつものようにチュラビスタの友達に散髪してもらった時に体調のことをを愚痴ったら、Video Eye(日系レンタルビデオ店)と同じモール内にある鍼クリニックを勧められました。で、今日、半信半疑で行ってきました。

 先生は、中国式の鍼治療をやっている韓国人。親しみやすい雰囲気のドクターでした。患者の眼球を見ただけでどこが悪いか判るらしく、ペンライトで私の目玉を見て、コリや頭痛以外に、喘息・子宮の炎症・貧血・甲状腺機能低下によるホルモンの不足・胃・肝臓等の内臓機能低下・代謝不良による活力不足があると言われました。ほとんどが今までにお医者さんでも指摘されたことのある症状だったのでビックリ!っていうか、思ったより故障箇所が多かったなぁ。。。何だかショック。

 問診の後は、ベッドに寝かせられおヘソの上にお香のような温かい物体を乗せられ20分。そしていよいよ鍼初体験です。「そんなにたくさんは打たないから心配しないで」と言われ、指と指の間や額、足の小指など、計10本打たれました。10本って少ないの??大して痛くはなかったけど、何しろ初めてだから怖くて怖くて、冷や汗出た。。。

 最後に、私の症状に合わせて漢方薬を調合してもらい、煎じ方の説明を聞いて終了。それにしてもこの漢方薬、先生に教わったとおり1時間40分煮詰めて飲んでみたけど、倒れそうなほどスゴイ味。これを1日2回、毎日飲むのかぁ。本当に効果あるのかなぁ・・。
 鍼治療は、1回で終わる人も多いらしいのですが、私は症状がいくつかあるのでとりあえず週に1回づつ4回来るように言われました。うーん、1回80ドルするんだけどなぁ、、、。っていうか、1ヶ月もあの漢方を飲まないといけないのかぁ・・・。通うかどうかは、まだ効果が現れていないので迷い中です。先生の話によると日を追うごとにだんだん良くなってくるらしいです。経過のほどは明日以降の日記で。。。  



7月25日 お別れの日

 今日は、Y子さんとその子供達とのお別れの日です。今日もお昼から我が家は賑やかでした。子供同士は今日もプリンセスのネグリジェを取り合って喧嘩したり、粘度遊びしたり、毎日大体同じことで忙しそうです(笑)。
 Y子さんが引越す街には、日本のお店どころかチャイナタウンも無いらしいので、サンディエゴ最後の夕食メニューは和食にしました。ちなみにメニューは、煮魚、トン汁、オクラのおかかポン酢サラダ。Y子さんが作ってくれた煮魚、おいしゅうございました。
 そして、とうとうお別れの時が来ました。またいつか会えるだろうし、普通にサヨナラって感じにしようと思ってたけど、Y子さんが泣き出してしまったので、結局2人で泣いてしまった・・・。
 彼女は、知れば知るほど心の綺麗な、そして強い人でした。親しくしていた期間は1年程だったけど、8歳年下の彼女の生き方から、どれだけたくさんの事を教わったか知れません。正直言って寂しさもちょっとあるけど、「Y子さんと出会えて良かった」っていう嬉しさの方がずっと大きいんです。
 さ、これから帰国までの約10ヶ月。どんなことが待ってるのかなぁ。
 自分のやりたいことを出来る範囲で頑張って行けて、楽しい思い出がひとつでも作れたら最高ね。。。



7月24日 もうすぐお別れ

 Y子さんとは、いよいよ明日でお別れです。旦那さんは一足先にフロリダへ行ってしまったので、彼女と子供たちとは数日前から我が家で半同居生活中。一緒にご飯作ったり、買い物行ったり、子供たちはみんなでお風呂に入ったりと、我が家は今、異常に賑やかです。その賑やかさがね。。。何ていうか、もうすぐ会えなくなることを実感させるっていうかね・・・。
 「お別れ」そのものは悲しむべきことじゃないけど、彼女への感謝の気持ちがいっぱいこみ上げて来て、明日はやっぱり泣いてしまいそうだぁ。私、歳とって涙もろくなってるんかなぁ?



7月19日 パンクとアメリカ人

 パンクです。アメリカに来て4回目のパンクです。
 我が家は遠出大好き一家だし、走行距離は多い方だと思います。にしても、日本では考えられない回数ですね。

 最初の2回は通りすがりのアメリカ人に助けてもらい、3回目はKazuと私で交換。さすがに4回目ともなると、私1人でも大丈夫。我ながら順調(?)に交換作業をしていると、やっぱり来てくれた・・・。通りすがりのアメリカ人です。女(しかも外人が)ひとりでタイヤ交換している姿を見て知らん顔は出来ないみたいです。本当は「自分で出来ますから大丈夫です。ありがとう。」って言おうと思ったんだけど、そう言ったところで「あ、そう。」と去っていくことなんて出来ない彼らですから、お言葉に甘えて後半の作業を助けてもらいました。

 話は飛びますが、この間の旅行で航空会社の人たちのアンビリバボーな対応に失望し、その後も駐車場で停車中に車をぶつけられた際、「お前が違うところに停めろよ、STUPID!」と、吐き捨てて逃亡したアンビリバボーなおじさんもアメリカ人・・・。お陰ですっかり「アメリカ人不信」になっていた私は、旅行後は気持ち的にアメリカ人を避けてました。友達の旦那さんにさえも、とりあえず「Hi.」とだけ挨拶して、後は何となく避けたい気分になったり。。。

 でも、こうやって見ず知らずの人のためにわざわざ車を降りて来てくれる人に出会うと、困っている人を放っておけないアメリカ人の「いい面」がまた見えてます。  スペアタイヤを取り付けてくれている彼の姿を見ながら、「悪い所を見て嫌いになるのは簡単なことだな。」って、自分の良賢の狭さを反省。。。
 国際的にもだいぶ嫌われてるアメリカ人ですが、ひとりひとりを見たときに、お国はどこであれ皆同じ人間で、変な人もいれば、親切な人もたくさんいるんですよね・・・。今までも「通りすがりのアメリカ人」に親切にしてもらったことは数知れず、です。「親切心」をすぐに行動に移すって、私にとっては出来そうでなかなか出来ないことだなぁ。彼らに感謝する気持ちをすっかり忘れてました。いかんいかん。
 



7月18日 トイレトレーニング断念?

 娘はもうすぐ2歳半。この数ヶ月間、トイレトレーニングについていろいろ考えてました。
 アメリカの場合、子育ては親が主体というスタンスなので、大人が時期を決め、子供に教えるというやり方が基本のような気がします。始める時期は2歳半〜3歳頃が多いかな、っていう印象です。一方日本では、1歳になる前に始めるママもいれば、3歳を過ぎても子供がやる気になるまで待つというママもいて、なんだか色々。
 で、いろいろリサーチした結果、「子供が自分からトイレに行くと言い出すまで待つ」というやり方が私にとっても一番ラクチンそうだぞ、ということに。この方法でただひとつ大変(?)なのは、「どんなに遅くても辛抱して待つ」ということ。これが案外難しい。ついつい「まだかなー、早くやってくれないかなぁ」とかって心の中で思ってしまってそれが時々口から出てるし。。。
 娘は、初めておまるを買った日に「大」と「小」を見事に1回づつしてみせ、それ以降の数ヶ月間は全くやる気なし。どうやら、おまるの使用法は外でも教わってるので十分分かっているらしいけれど、自分の気が向かないだけらしい。
 娘の様子をずっと観察してて、私も「待つ策」がいいかな、という結論に至りました。
3歳になっても、4歳になっても、娘の「その時」を楽しみに待つことにしました。

 そして最近、娘が自分で手を洗いたがるので踏み台を付けたところ、「手洗ってきて」と言えば、「はぁーい!」と返事してタッタタッタとバスルームへ行き、上手にやってました。自分からやると言い出したことは、教えもしないのに上手にやるんですね、子供って。見てて面白いです。トイレもこんな感じでいつか出来るようになってくれればいっか。。。




7月15日 日本のビデオ

 今日は15日。ニジヤ(日系スーパー)のレンタルビデオ屋に行かなくてはいけない(?)日です。なぜなら毎月15日は借りた本数分だけ次回無料になるから。1本1ドルで日本のTV番組2時間分が見れるなんて、素晴らしいお店です(笑)。そして、また「ズバリ言うわよ」と、「幸せってなんだっけ」を借りてしまいました。これ、なんか自分が怒られてるような錯覚を覚えるんですよね。で、ついついまた見たくなる私って、「そっち系」の人なんかしら?それと、ついでにKazuのために「ガイアの夜明け」を1本借りました。
 サンディエゴって、日本のスーパーもあるし、日本のTV番組もビデオで見れるし、和食レストランだって何件もあるし、そういう世界にどっぷりの生活にしてしまえば、アメリカにいることを忘れそうなくらい便利な都市です。
 しっかし(当たり前だけど)日本のテレビ番組って余裕で理解できるなぁ。アメリカの映画がこんな風にスラスラ分かったら気持ちいいだろうなぁ・・・。
 さ、数ちゃん見たら英語のTVで勉強だ。



7月12日 カナディアンロッキー

 来春には帰国という焦りから、2005年はいろんな所へ行きまくり。
 渡米前に貯めに貯めた旅行貯金も減りまくり中。
 Kazuは学期間は平日も休日もほとんどの時間を勉強に費やしているので、短いバケーション期間の過ごし方の決定権はほぼ彼に譲ってます。インターンシップが終わって夏の授業が始まるまでの10日間、彼が見てみたい場所はカナダでした。
というわけで、カナダへキャンプ旅行に行ってきました。

 旅行の始まりは最悪でした。航空会社の態度の悪さというか、彼らのあまりの無責任さ、怠惰さ、傲慢さには失望しました。「こやつら」とのトラブルの数々は言い出したらキリが無く、思い出してハラワタを再び煮えくり返らせて胃をやられるのも嫌なので書きませんが、冗談抜きで旅行後に訴訟を起こすつもりだったんだぞ、アメリカウエスト航空よ!アメリカの航空会社はどこも似たりよったりだけど、この会社は、その中の「ドン」でした(苦笑)。

 ま、それはさておき、今回は、今まであまり知らなかったカナダの文化や歴史や国民性を勉強し、実際に垣間見るいい機会にもなった、とても充実した旅行でした。
 食べ物がとっても美味しいことも発見でした。マクドナルドのフライドポテトでさえ味が違うんですよ!現地の人に聞いてみたところ、油も芋も違うんだそうです。
 そして、カナディアンロッキーの大自然は、私達の想像を超える素晴らしさでした。
 前半は行く先々で雨にやられ、「ややがっかり」の日々でしたが、ロッキーの山々を削る氷河の雪解け水は、宝石のような色の川や湖を作り出していました。山々や水辺の美しさを額縁のように飾る空の青と針葉樹林や湿原の緑、そしてこの世界を住処として生きる動物たち・・・。
 その辺に転がってる小さな石ころにさえ「命」を感じた経験は初めてでした。
 娘がもっと大きくなったとき、この風景をもう一度見せてみたいです。    









Kazu's サンディエゴ留学生活