かずよの不定期日記 (2005年5月・6月)
過去の日記
2004年 8月・9月・10月  11月・12月
2005年 1月・2月  3月・4月

家賃の更新   母の日パーティーと誕生祝い   シンコ・デ・マヨ   ファミリーイベント
Mother's Day   コンピュータ復活(?)   デジカメも壊れた     アダルトスクール@
車の総点検   車の総点検延長   車の総点検終了と娘の目ヤニ   ザイオンで買い物   車が使えない日   ディズニーランド   友達のベビーを預かる   「ガイジン」から「人」へ
お誕生会   手作り(?)おもちゃ   イチロー   引越しラッシュ?



6月28日 引越しラッシュ?

 サンディエゴに来てからいろんな人と知り合いましたが、大体どの人とも短い付き合いに終わっています。
 今一番仲良くしているY子さん家族はこの夏フロリダに家を買うとか。数ヶ月前から仲良くなったレベッカも旦那さんの仕事の関係でロンドンへ引っ越し予定だし。ほとんど交流はなかったけど、同じアパートに住む日本人家族が今月帰国し、このコミュニティ内で日本人の知り合いは0人に。
 新しく知り合った人と気心が知れてくると、大体別れがやって来ます。サンディエゴに来て最初に仲良くなった友達が帰国した時なんか、(この私が)空港で泣いてしまいました。でも、今ではもうすっかり「別れ」には慣れました。Y子さんの引越しの話は突然沸いてきたって感じで、彼女自身もショッキングだったようです。でも、実は私もY子さんも、別れの先にある新しい出会いとか、環境の変化を楽しみにしている部分が大きいんですよね。「友達と別れる=悲しい事」という概念は私の中にはもうありません。すごくいい意味で「慣れた」んだと思います。
 この2年の間に日本人だけじゃなくて、いろんな国のいろんなキャラの人に出会いましたが、どの人も私のサンディエゴ生活を楽しいものにしてくれました。
 帰国までの1年の間にまた面白い出会いがあるといいなぁ。



6月25日 イチロー

 (お題がKazuとカブッっててちょっと・・・なんですけど)イチロー観戦、行ってきました。
私は、スポーツ観戦の面白さが良く分からないんですよね。何でそんなに特定のチームの勝ち負けに一喜一憂するのかがどうしても分からない・・。
 そんな私でも、イチローは別です。彼そのものにすっごく惹かれるものがあるんです。イチローがただ目の前でプレイしてるだけで、自分の生き方っていうか人生っていうか、そういう所に自然と考えが及んでしまいます。
 数年前に、サッカーのワールドカップをテレビで観て、ドイツのカーン選手にも同じような感動を覚えたけど、一言も言葉を発しなくても観る側に語って来る選手っていますよね。とにかくイチローはやっぱりカッコ良かった!
 今日のゲームは午後1時からだったんですけど、太平洋から吹き付ける風が寒くて寒くて。。。6回裏で席をギブアップし、あとは日なたで立ち見しました。

 野球観戦なんて一生出来なくても絶対後悔しないわ、ってずっと思ってたけど、行ってみるとなかなか楽しいもんですね(笑)。



6月22日 手作り(?)おもちゃ

 我が家には、子供たちが取り合いをするほど大人気のおもちゃがあります。
 娘がまだ0歳の時に友達が「これ、なんでか知らないけど子供にウケてるのよ。」と言って見せてくれたおもちゃをパクらせてもらったのがコレです。
 サンディエゴのあっちこっちにあるマイケルズというクラフトショップで木のビーズ(?)を1袋買って、ただ紐に通しただけのものなんですけど、作ってから2年近く経つ今でも娘のお気に入り。
 そして、近頃イヌが大好きな娘のために今回こんなものを作ってみました。友達にもらった靴洗いブラシに毛糸をつけて、冗談で「ほら、ワンワンよ。ちょっとお散歩しといて。」って言って渡したら、「わぁ、ワンワンだぁ!ハーイ、ジャック。カモーン!」と、ウソでしょ?ってなぐらいウケまくり。何故か名前はジャックらしい・・・。子供のイマジネーションってスゴイわぁ。
不思議なことに、他の子供達にも人気です。
 何も考えずに、使ってもらえるっていう期待もせずに作ったおもちゃに限って、どうして子供達にはウケるんだろう?なんだか分からないけど、高いおもちゃをねだられるよりずっといいわ(笑)。
是非是非お試しあれ。



6月18日 お誕生会

 今日は、午後からY子さんちのベビーのバースデーパーティーに参加。今年は彼女の自宅前のスペースやガレージを使っての、アットホームなパーティーでした。ベビー(以後、ベルちゃん)は、山のようなバースデープレゼントに囲まれても、ケーキを食べるのに忙しそうでした。まだ1歳だと、本人は何が何だか分からないですよね。
 私は、ワンピース1着と、木で出来た小さなパズルをプレゼントしたのですが、ブランドの洋服で全身コーディネートなんていう気合の入ったプレゼントもあったし、大きな紙袋におもちゃをいくつも入れて贈っている人もいました。
 こちらのお誕生会は日本よりも随分賑やかです。レストランや公園等を会場にするのはごく一般的で、巨大遊具をレンタルしたり、スパイダーマンが登場しちゃったり、聞くところによると、司会者まで雇っちゃうほど盛大なパーティーもあるらしいです。
 私の感覚だと、呼ばれる方は気楽なもんだけど、招待する方は大変だろうなぁ、って思うんですけど、アメリカ人は好きでやっているので、私が思うほど大変じゃないみたいです。
 ベルちゃんは可愛かったし、ケーキも美味しかったし、楽しい1日でした。



6月17日 「ガイジン」から「人」へ

 朝早くに友達のレベッカからガラガラ声で電話があって「ごめん!身体がしんどくて行けないわ。」とのこと。今日は午前中レベッカとビーチへ行く約束をしてたんだけど、また後日ということに。
 っていうか、彼女確か旦那さんが仕事で他州へ行ってるって言ってたな、というのを後で思い出して、夕方に「何か必要なものがあるようだったら、私、代わり買い物に行くよ?」と電話してみたら、またあのガラガラ声で、「旦那は明日帰ってくることになったし、何とかなりそうよ。ところで来週、うちの近くのドライブイン(車の中で映画を観るやつ)行こうよ。」とか言ってるし。調子悪いのバレバレなのに、多分元気なフリをして映画の話をしてるんだろうな、って思いました。
 ま、逆の立場だったら私も遠慮するだろうしね・・・。
 今日、ふとこの何気ない電話のやり取りで、私は彼女をガイジンだと思っていないことに気がつきました。彼女や、日本好きの旦那さんの、遠慮とか気遣いの感覚が妙に日本人っぽいこともあるけれど、レベッカたちだけでなく、相手がどこの国の人であれ、そういうことをあまり意識していないことに気が付いたって感じです。いつからこういう感覚だったのかよく分からないんですけど、とにかく今日気がついたんです。なんだか嬉しい瞬間でした。
 レベッカや、いろんな人たちのお陰で言葉の面でも随分慣れてきました。あと1年で、もう少し自由に話せるようになれたらいいなぁ。



6月14日 友達のベイビーを預かる

 今日から2ヶ月ほど週2〜3日の午前中だけ、Y子さんちのベイビー(12ヶ月)を預かります。私が協力できないときのために、有料のベビーシッターさんと、他のお友達にも声をかけておいてもらうことと、緊急事態の時は、すぐ近くのカレッジにいるY子さんの携帯を鳴らして来てもらうこと、という取り決めを交わし、いよいよ今日からスタートです。

 夏の間、アダルトスクールの保育園がクローズするため、ちょうど暇してた娘は、思わぬベイビーの訪問に大喜びです。そして、いつものことですが、2人の遊びはまず「おもちゃの取り合い」から始まります。
 更に、ベイビーがおもちゃに足を乗せていると、「ノーあんよ、ノーあんよ、オーケー?」と注意をするわが娘。普段は自分が同じことをしてるのに(笑)。どうやら、モノに足を乗せるのは良くないことだっていうことは理解してるらしい。
 ベイビーと娘のやりとりを見ながら、「私は2人の子持ちになれそうかなぁ。」とか、いろんなことを考えさせられますね・・・。娘にとっても小さい子と自分との力関係や、「シェアする」ということを学べるいい機会です。しっかしY子さんちのベイビーはほとんど泣かないし、おとなしいし、預かってても楽チンです。Y子さんに言われた時間にベビーベッドの中に入れてあげると、スイッチが切れたように速攻ねんねです。

 何はともあれ、1日目は何事もなく、楽しい午前中を過ごせました。大変だったのは、Y子さんがベイビーを連れて帰る際の娘の号泣。自分も慌ててサンダルを履いて、ドアにすがっていつまでも大泣きです。ほんっとに、これが一番大変だった。。。  



6月9日 ディズニーランド

 「そういえば、ちょうどあと1年で帰国だなぁ」とふと思い、ディズニーランドの年間パスを作りました。

 サンディエゴからディズニーランドまでは車で約2時間。十分日帰り圏内です。
 カリフォルニアのディズニーランドって、フロリダのディズニーワールド(行ったことないけど)や東京ディズニーランドよりもずっと小さいんです。それに、お土産屋さんの充実度や従業員の「なりきり度」も日本の方が全然素晴らしいので、初めて来たときはちょっとがっかりしました。ただ、混んでさえいなければ1日で十分回れるほどのサイズだし、何より日帰りで気軽に行けるのが魅力です。

 去年連れて行ったときは何がなんだか分からない様子だった娘も、今回はミッキーやプーさんやプリンセスを見てかなり興奮してました。身長制限をクリアできる乗り物も増えてきたので、また近々連れて行きたいなぁ。なんてったって、娘は2歳だからタダで入れるし。



6月7日 車が使えない日

 今日から週3日、Kazuのインターンシップが始まりました。仕事場までの交通手段は車しかなく、私と娘はもれなく週3日、車を使えなくなります。バスや電車など、自分のペースで自由に乗れない乗り物が苦手な私にとって、車に乗れないって聞いて、ちとショックですが、Kazuのインターンシップが有意義なものになることを祈りつつ、お留守番です。

 というわけで、車を使えない日はどうせアパートからほとんど出なくなるし、カレッジに通っているママ友達(Y子さん)のベビーを預かることにしました。Y子さんは、上の子を保育園に預け、下の子をうちに預け、それから学校へ行くことになります。子供がいても仕事を持っていてもカレッジや大学で勉強している人はアメリカにはいっぱいいるみたいだけど、それにしてもすごいバイタリティだなぁ、って感心しちゃいます。
 今日は、そのY子さんと子供たち遊びに来て、娘も大喜び。とってもにぎやかな1日でした。



6月2日 ザイオンで買い物

 いつもながらキャンプ旅行は後片付けが大変だけど、今回も思い出深い旅行になりました。感動が薄れないうちに旅行記を、って思いつつ、前回のジョシュアツリーの旅行記でさえまだ出来ていない有様。Kazuと私の両親は、数ヶ月に1度送っている娘のビデオ&写真のCD-Rを首を長〜くして待っているし、やることがいろいろ溜まってきてます。

 さて、今日は空になった冷蔵庫を埋めるため、野菜と肉をザイオン(韓国系のスーパー)で買いまくりました。
 ここは日系のスーパーと違って、レジ近くの低い位置に子供が欲しがりそうなものを置いていない所がスバラシイ。しかもフルーツの試食がいっぱいあるのもスバラシイ。日本のように「食べたら買わなきゃ」っていう威圧感はゼロ。子供にはメロンでもイチゴでも食べさせておいて、その間にゆっくり買い物出来るのがザイオンのいい所。
 アメリカのスーパーにもレジの近くにお菓子が置いてあったりするけど、せいぜい1個1ドルくらいのキットカットとかM&Mチョコくらいだから可愛いもんです。ところが日系スーパーには、超子供が欲しがりそうな1個5ドル程もする、「おまけがメイン系お菓子」が並んでいて、行くたびに子供に泣かれるからほんっとに困るんですよね。あれ、マジでやめて欲しい。
 それでもやっぱり日系のスーパーでしか手に入らないものがあるから、時々行っちゃいます。そして時々娘の頑張りに負けて、高いお菓子を買わされてます(笑)。



5月21日 車の総点検終了と娘の目ヤニ

 今日は朝一番に、修理が終わった愛車をピックアップに行きました。乗ってみると、ブレーキやアクセルの踏み具合もいい感じだし、走りもエンジン音も微妙に良くなってました。
 ちなみに総点検と部品交換の料金は$964。日本円で10万円くらいです。痛い出費ですが、車のメンテはケチるわけにいかないしね・・・。これからしばらくは様子見です。

 そして、昨日から気になっていた娘の目ヤニがひどくなってしまい、週末はかかりつけのクリニックが空いていないので、ER( チルドレンズホスピタル)へ連れて行きました。
 当たり前だけど、日本人の病院と違ってこの病院は全部英語。問診表に記入するのにも辞書がいるし、お医者さんの言っていることなんかも時々意味が分からなかったりして、「私の英語ってしょぼー」ってしみじみ思います。まあでも、しょぼくれてても仕方がないので、分からない言葉は聞き直して簡単な言葉で説明してもらいました。
 どうやら両目だけでなく、耳にもインフェクション(結膜炎と中耳炎)があるとのことで、処方箋をもらいました。目薬と、耳の飲み薬を近くの薬局で受け取り、薬を使ったらとりあえず症状はピタッとおさまりました。薬を使えば大抵の場合2〜3日で症状が治まるとのことなので、予定通り月曜日から旅行は決行です。



5月20日 車の総点検延長

 昨日からレンタルしているプリウスでESLへ行く途中、信号待ちの時に隣の車のおじさんがしきりに声をかけているので、「なに? いやぁねー、ナンパ? んなわけないか。。。」と思い窓を開けて「何ですか?」と聞くと、「How do you like your car?」と言ってました。「気に入ってるよ〜。この車、エクセレントよ!」と答えると、おじさんはもっと何か聞きたそうだったけど、後ろの車に鳴らされたので「そうか、やっぱりな、ありがとよ!」とだけ言って慌てて去っていきました。
 こちらでは、外出すると必ずといっていいほど知らない人から話しかけられるけど、運転中でも話しかけてくるんだなぁ、こっちの人って。

   ところで、「走行中にエンジンがストップして困ってるのよ」っていう話をいろんな人にしましたが、ほとんどの人が「ああ、よくあるよね」ぐらいの反応なのにはビックリしました。日本じゃこんなトラブル滅多にないですけど、車が古くなっても乗りつぶす人が多いこの国では珍しいことじゃないみたいです。

  今日は学校もそこそこで切り上げて、メカニックへ愛車を取りに行ったのですが、修理が長引いている様子でした。で、メカニックの人に直接聞いてみると、「車が走行中にエンストする」という症状を知らされていなかったことが発覚。
 どうやら、総点検に必要な部品交換だけをやっていたみたいで、「それならエンストの原因も見てみないといけないね。」ということで、修理がもう1日延びることになりました。
 ここのお店はどうも社長と事務員さんとメカニックの人の「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が出来てないなぁ。。。今日メカニックの人と直接お話してみて良かったぁ。
お店の人間関係はさておき、「メカニックは車のお医者さんですからね。今日のように、車の症状を聞くのは大事なことですよね。」という彼の言葉には、同じ修理工をしている私の父と似た職人気質を感じました。

 頑張れ愛車よ!ちゃんと治って帰ってくるんだよ〜!!



5月19日 車の総点検

 ここしばらく車の調子が悪く、走行中にエンジンがストップしてしまうことが度々あるので、思い切って、車の総点検をしてもらうために、丸1日メカニックに預けることにしました。
 私たちが乗っているのは、97年式のミニバン。105,000マイル(14万km)も走っている車だし、ガタがきはじめてもおかしくはないんですよね。。。
 こっちって、修理に何日かかろうと「代車」を出してもらえないんですよ。必要な人はレンタカーになるんです。料金は1日大体20ドル程度。私たちは25ドル/日のプリウスを借りてました。エアコンとかラジオが全部タッチパネルになってるのにはビックリ。ギアもおもちゃみたいにちっちゃいし、最近の車はこんなに進んでるのかぁ、って、かなり「浦島太郎」気分です。乗り心地もいいし、明日返すのがちょっと惜しいわぁ・・・。

 ところで、午後になって修理のことで電話がかかってきて、「ナントカベルトをそろそろ交換しないといけない時期なんですけど、1500ドル(約15万円)かかるんですよ。どうします??」とのこと。1500ドルって・・・。それで完璧に直るんならいいけど、こっちではよく、高いお金を払ってあっちこっち修理をするハメになり、結局は「修理代だけで車1台買えるやないか!」っていうくらいの金額に達することが珍しくないって聞きます。でも仕方ない、やってもらうか・・・。
 これでダメだったらそのときまた考えよう。




  5月16日 アダルトスクール

 今日はアダルトスクールで学期毎に受けるテストの日。前回の冬学期に受けたテストよりも問題が難しくなっていて、ちょっとヤバめ。隣のレベッカは鼻歌うたいながらさっさと解いて提出していたけど・・・。
 今日は、来ている生徒が少なくて、ほとんどが南米の人でした。当然休憩時間になるとスペイン語が飛び交います。私は会話に入っていけなくて超退屈。でも時々「パンタロン」とか「アミーゴ」とか、知っている単語が出てくるのが面白くてずっと聞いてました。スペイン語は日本人にとっては発音が簡単なんです。ほとんどカタカナ読みするだけで、あとは”巻き舌”さえ上手ければ、なかなか完璧に近い発音になるらしいです。今日の休憩時間に教えてもらったスペイン語は、「フリオ(寒い)」「カリエンテ(暑い)」「オイ エスタ フリオ(今日は寒いです)」。



5月15日 デジカメも壊れた

 アメリカに来てから我が家ではいろんなものが壊れ続けてます。覚えてるだけでも、ポット・プリンター・炊飯器・チェスト・フロアランプ(3個)・掃除機・鍋・コンピュータ・ラジカセ、Kazuの電子辞書・・・。日本から持ってきたものもこちらで買ったものも関係なく壊れ続けてます。
 そして今回、コンピュータを修理に出している間に、とうとうデジカメも壊れました。
まぁでもこのデジカメは7年も使ったので仕方ないかな・・・。

 こちらの電器店でデジカメのチェックしたところ、日本で売られているものと比べると性能や使い勝手の満足度がいまひとつ。その割には値段が高い。それならいっそのこと日本で買ってしまえ、と思い、アマゾンを使うことにしました。CANNON IXY DIGITAL 7.1MEGAという機種を買ったのですが、機能性や画質のすごさにたまげました。7年の間にデジカメってこんなに進化してたんかぁ。いやぁ、すごい。。。

 そして、Kazuの辞書に続いて、私の電子辞書ももうすぐ寿命を迎えようとしてます・・・。
電子辞書よ、あなたもお願いだから、あと1年でいいから頑張ってくれ〜!



5月11日 コンピュータ復活(?)

 コンピュータがやっと帰ってきました。
3週間分の日記をまとめて載せたので、4月後半から読んで下さると嬉しいです。

 前回修理に出したときも思ったけど、いつカウンターへ行ってもコンピュータを修理に出してる人が他にも何人かいるんです。こっちではコンピュータの故障なんて珍しくないのかも知れません。日本ではこんなこと一度もなかったし、やっぱりこういうときに、日本の技術力って
すごいんだなぁ、と思わずにはいられません。

 で、受け取りの際に「何が原因だったんですか?」と聞いてみたところ、「本体内部のホコリがオーバーヒートを起こしていて、シャットダウンの原因になってたようです。クリーニングしました。」とのこと。「まじ?それだけで3週間もかかったの??っていうか、ホコリを疑うぐらいなら素人でも出来るよぉ。もうちょっと根本的な原因を探して欲しかったんだけど・・・」って内心思いつつも、「オッケー分かりました。サンキュー。」って言ってしまうのね、私って。

 しっかし、買ってからたった数ヶ月でどうして本体がオーバーヒートするほどホコリまみれになるんだろうか?あ、一応言っときますけどうちはゴミ御殿じゃありません(笑)。多分、他に致命的な欠陥があるんじゃないかな、っていう気がしてならないんですけど、しばらくまた様子見です。コンピュータよ、あと1年でいいから頑張るんだ!!




5月8日 Mother's Day

 数日前に日本に住む両家の親へ花キューピットを贈りました。花の宅配便ってなんか味気ない気もするけど、母の日はやっぱりカーネーションを贈りたいし。インターネットってほんとに便利だなぁ。

 我が家はというと、Kazuは土日も勉強のため学校へ行くので、私と娘はいつもどおりの週末です。でも、今日はイベント日だし、ってことで、新しいケーキ屋さんを発掘するべく、以前から気になってたケーキ屋さんへ行ってみました。お店はお客さんでいっぱいで、ケーキも売り切れ続出。私たちも1個買って早速食べてみたけど、日本人にとっては「うーん、キツイぞ!!」っていう味でした。油と砂糖が多すぎて、1切れ食べただけで半日胸焼けです。娘にもちょっと厳しかったみたいです。でも、アメリカ人とかメキシコ人には人気みたいです。
 今回はちょっと残念だったけど、これにくじけず、次は父の日に美味しいお店を探すぞ!



5月7日 ファミリーイベント

 いつも通っているグロスモントのアダルトスクールでキッズイベントがあると聞いていたので、午前中Kazuを連れて行ってみました。ボランティアやWIC、HeadStartProgramなど、たくさんの非営利団体などがPRと子供向けの遊びを兼ねたブースを出してました。広場の一角では、メキシコの民族衣装を着た子供たちが踊りを披露してくれて、娘も一緒になって踊って楽しそうでした。踊りを披露した子供たちが最後に一列になっておじぎをするときに、慌てて自分も列の端っこに並んで一緒にお辞儀をしてたのが、わが娘ながら何とも可愛かった。 フェイスペインティングや工作、粘土遊びなど、様々な遊びが体験できて、本物のパトカーや消防車に乗れたり、絵本の半額セールがあったり、朝食サービスまであったり、しまいには抽選会までやっちゃったりと、賑やかなイベントでした。



5月6日 シンコ・デ・マヨ(Cinco de Mayo)

 スペイン語で、シンコは数字の5、マヨは5月を意味します。毎年5月5日はメキシコのお祭りの日です。アメリカでも、メキシコとの国境に近い町ではフェスティバルがあるそうです。今日のESLでの読み物はこのCinco de Mayoについてでした。

 メキシコは1810年にスペインから独立したのですが、独立後50年ほどは戦争が続く混沌とした時代でした。戦費が底をついてきたメキシコは、フランス・スペイン・イギリスから借金をしましたが、財政難のため、借りたお金を返すことが出来ませんでした。それなら、国土を頂こうじゃないか、ということで、ナポレオン3世時代のフランス軍がメキシコへの侵略を始めました。同じ頃アメリカにはリンカーンがいました。彼はメキシコに味方したいと考えていたけれど、自国が南北戦争の真っ只中だったため援軍を送ることが出来ず、1862年にはフランスは首都メキシコシティー近くのプエブラという場所までやってきました。が、そのプエブラの戦闘で、メキシコ軍は、兵隊や武器の数で不利に立たされていたにもかかわらず、フランスに勝ちました。その日が5月5日です。
 その後結局メキシコは、再度大軍で侵入してきたフランスに首都を奪われ、ナポレオンの親戚であるマクシミリアンがメキシコのリーダーとなったのだそうです。彼の統治は国内外から激しい批判にあったため、フランスはたった3年でメキシコを放棄し、それ以後はメキシコ人による統治が続くことになりました。
 というのがあらましです。

 メキシコの歴史を勉強したところで、みんなお待ちかねの休憩タイムに入りました。今日は、昨日の母の日パーティーに欠席した人のためにレベッカがチーズケーキファクトリーのケーキを買ってきてくれてたんです。先生は、職員室の冷蔵庫にケーキを入れておいたのですが、なんと、休憩までの2時間の間に職員が食べちゃった!そして箱の中にはなぜか1切れだけ残ってました。どうやら職員の人は、自分たちの分だと勘違いして食べてしまったらしいんですが、勘違いにしても、普通、断りもなく食べるか??って私なんかは思っちゃいますが、この国では、本人が来るのを待たずに先に頂いちゃっても失礼だとは思わないみたいです。ケーキの箱に名前を書かなかったのが悲劇の原因なのだから、ということになってしまうので、もちろん職員からのお詫びのケーキは期待できません。あー、私は異文化圏に住んでるんだなぁ、なんてしみじみ思っちゃいます。しっかしまあ、よくあんなヘビーなケーキを数人の職員だけで平らげたもんだ・・・。恐るべし。。。



5月5日 母の日パーティーと誕生祝い

 ESLのクラスのみんなで母の日パーティーをしました。全員何かひとつ持ち寄ることになってて、私はサラダ巻きを作って 持っていきました。アメリカの料理だけでなく、ESLだけにいろんな国の人がそれぞれの御国料理を作って来てて、特にタイ料理やメキシコ料理がほんとに美味しくて、感動しました。私以外の日本人生徒はアメリカのサラダやチャイニーズの料理を持ってきていて、これまた美味しかった。さすがベテランお母さんたちの作るご飯は美味しい。

 そしてちょっとビックリしたのが、いきなり「ハッピーバースデー、カズーヨー!」と言われて、頭にリボンを巻かれ、プレゼントをもらったこと。私の誕生日は4月5日なのですが、5月5日だと思われてたみたいです。このクラスはみんな本当に和気あいあいとしていて、何かというとパーティーをしたり、誰かが誕生日と聞けば、皆から$1づつ集めて名前入りのケーキを用意したりします。この歳になっても、やっぱり誕生日を祝ってもらえるって嬉しいです。

 でも、誰かの誕生日があるたびに、お祝いを送ったり、ケーキの用意をしているマリアという女性の誕生日は誰も知らないような気がします。こんなこと言うと怒られそうだけど、彼女は真顔がちょっと怖いし、おっさんみたいな話し方をする人だけど、なんとも言えず心の温かい人です。彼女を見ていると、人の幸せを自分のことのように喜べる人って本当にいるんだなぁ、とか、心から綺麗な人の笑顔ってこういうのを言うのかなぁ、ってマジで思うんです。彼女は、英語の発音が外国訛りだという理由で、アメリカ人からあからさまに蔑まれてきた自分の経験を面白おかしく語ったことがありました。その話をしている時の彼女の表情は、大変な苦労を乗り越えてきた人の、恨みも皮肉もなーんにも無い、ただ綺麗なだけの笑顔でした。
 誕生日を祝ってもらって嬉しい私と、誰かを祝うことが嬉しいマリア、えらい違いですね・・・。  



5月1日 家賃の更新

 ここのアパートに来て2度目の家賃の更新です。私たちが借りている部屋は、日本の2DKくらいに相当する小さな1BRです。 最初の家賃は$1070でしたが、2年目には$1130、そして3年目に入る今年は$1215になりました。日本円で12万8千円くらいでしょうか。東京の相場と同じくらい?ちなみにここのアパートは築18年で、結構あちこち老朽化してるのですが、日本のように、長く住むほど家賃が下がるという現象はサンディエゴではありえないようです。

 サンディエゴは今バブル全盛期とも言われていて、今でも土地の値段は上り続けてます。サンディエゴで家を購入して、3ヶ月ほどで手放さなくてはいけなくなった家族が、泣く泣く家を売りに出したところ、何百万円ものおつりが出たなんていう話も聞いたことがあるし、去年読んだ新聞記事によると、サンディエゴの家を売って何千万円ものお金を手にして他州に引っ越す人もたくさんいるんだそうです。そんなこんなで、とにかく我が家の家賃も上がりました。





Kazu's サンディエゴ留学生活