かずよの不定期日記 (2004年11月・12月)
過去の日記
2004年  8月・9月・10月

陪審員に当たった   キャシーとウィリアム   娘がERへ
薬がもらえない   薬がもらえた   おじちゃんに癒された日
サンクスギビングデー   アウトレットのセール   久しぶりのヘアカット
コンタクトレンズを作る   アリゾナへ旅行していました   2004年を振り返って


12月30日 2004年を振り返って

 あっという間の1年でした。今年は、大災害があちこちで起こり、信じられないような犯罪事件の数々もインターネットのニュースで見ました。アメリカではブッシュが当選すると、待ってましたとばかりにイラクへの総攻撃が始まったし、実家のある福井は夏に集中豪雨にやられました。新潟の地震、そして今回の東南アジアの津波については、もう何も書けません。
 ところで、細木数子の占いで言うと、私は土星人(+)。来年から大殺界という時期に入るらしいです。何だか恐ろしげな響きにビビって、つい日系の書店で「平成17年 土星人の運命」を買ってしまいました。来年から辛抱の年が始まるらしいです。「辛抱・地道な努力・お勉強・コツコツ」私に出来そうもないようなことばかりをしないといけないみたいです。ちなみに娘も大殺界。Kazuは健弱(体調が崩れやすい年)らしい。どうすりゃいいんだろう・・・。占いを気にしてやりたいことを諦めるなんてことはしたくないけど、一応心に留めておこうかな。何だかよくわからないけれど、帰国まで残り1年数ヶ月のサンディエゴ生活を家族みんなで思い残すことなく過ごせたら一番いいし、それよりも、今年のようなものすごい災害とか戦争とかが無い1年であって欲しいですよね。
 なんか、今年を振り返るとどうしても暗くなってしまいます。
 我が家の大晦日は、ママ友達家族と一緒にランチをして、夜は「おろし蕎麦」を食べる予定です。ちなみに、福井名物(?)おろし蕎麦の作り方は こちら。私は、大根の青い部分をおろした甘口が好きですが、福井の人の多くは、辛ければ辛いほど喜ぶんだとか。
 それでは皆さん、良いお年を・・・。


12月24日 アリゾナへ旅行していました

 今朝、1週間のアリゾナ旅行から無事帰って来ました。
ツーソンに住むKazuの従姉妹家族を訪ね、巨大サボテンのあるサワロの砂漠博物館へ案内してもらい、子供達もすっかり仲良しに。とてもフレンドリーな方たちで、初めてツーソンを訪れた私たちのためにいろんなツアーを考えてくださっていました。ツーソンでは特に素敵な思い出がたくさん出来ました。
 それにしてもアリゾナは見所が多すぎ!折角ツーソンまで来たんだからとあちこち足を伸ばしたので旅行が長くなってしまった。
 ところで、Kazu夫婦は、子供が小さくっても可能な限り行きたい所へ行き、見たいものを見たい、という信念(?)を今まで貫いてきたけれど、娘がもうすぐ2歳になろうという今回の旅行で、その難しさを思い知らされた。信じたくないけど、どうやら我が家にも「魔の2歳児」の時期がやってきたらしい。チャイルドシートを嫌がって、「父ちゃんこれでも運転するか」ぐらいの勢いで暴れる暴れる。レストランでも、食事なんかそっちのけで暴れる暴れる。身体を動かしたくてしょうがないんだろうとハイキングに行けば、今度は石のように動かない。ああ恐ろしい。この先の旅行計画を考えるとだいぶ憂鬱になってきた。でもやっぱり今回も感動いっぱいの素晴らしい旅だった。う〜ん、やっぱり旅行はやめられない。旅日記でそれが伝わるかどうか自信がないですけど、今から頑張って作りますので出来上がったら是非見てくださいね。
 それはそうと、我が家のクリスマスイブは、小さいクリスマスケーキをみんなで食べて終了。晩御飯は、ご飯に味噌汁に野菜炒め。超普通。ターキーも骨付き巨大ハムも何にもいらないから、実家のある福井で越前ガニとブリカマと、アンキモと、ブリ刺しと、焼サバを死ぬほど食べたいなぁ。


12月10日 コンタクトレンズを作る

 日本から持ってきていたコンタクトレンズの調子が悪いので、新しいものを買うためウォルマート内のビジョンセンターへ行った。なぜにウォルマートかというと、検眼が安いという噂を聞いていたし、何より買い物ついでに気軽に行けるのがいい。ところで、初めての経験をするとき、いつも最初に頭をよぎるのはやっぱり言葉の問題だ。でも、サンディエゴに来た当初の頃ほどには気にならなくなってきた。英語がペラペラになった訳ではないけれど、分からなけりゃぁ何回でも聞けばいいさ、と開き直れば、案外いろんな場所へ行けちゃうようになるのかも知れない。または、オバチャン化現象がじりじりと進行しているのかも知れない。
 さて、ウォルマート内のメガネ屋へ行き、コンタクトレンズが必要なので検眼して欲しい旨伝えると、すぐに受付に案内された。受付では問診票その他の書類に必要事項を記入した後、検査に入った。 日本での検眼と同じく、機械を覗き込むような検査が3種類あり、その中のひとつで、画面に薄い画像が見えたらボタンを押すような検査はパーフェクト狙いでやけに燃えた。そして、ドクターによる眼の診察の後、レンズの調整をするのも日本とほぼ同じ手順だ。最後にサンプルのコンタクトレンズをはめて快適かどうかのチェックをし、トータル40分ほどで終了。検眼(EyeExam)の料金は$79だった。レンズは使い捨てタイプを買うことにした。日本でも使ったことのあるアキュビューをリクエストしたのだが、日本で買うよりも随分安いような気がした。  


12月5日 久しぶりのヘアカット

 最近髪があまりにもボサボサになってきたので、7ヶ月ぶりの散髪をすることに。アメリカの美容室は 安いけれどおかっぱ頭にされたら泣きそうだし、髪が濡れたまま帰されちゃうし、かといって日本人の美容室へ行くとシャンプー+カット+チップで40ドル以上はする。でも最近、日本人の美容師さんの友達が出来たのだ。以前から仲良くしてもらっているチュラビスタに住むママ友達のお隣の家に偶然引っ越してきたのがその人。自宅のガレージを使って美容師をしている。今は12月。まだ気温の低い午前中、ガレージのシャッターを半分開けた状態でのカット。髪も濡らしてある。でも、そこはサンディエゴならではだ。冬といってもサンディエゴは極寒にはならないので、ちゃんと長袖を着ていれば大丈夫。美容室よりずっと安い料金で上手に切ってもらえて仕上がりも満足。Kazuも近いうちに彼女に切ってもらう予定だ。毎回私に散髪される度にヘルメットみたいな頭になるのはさすがにイヤならしい(笑)。
 一方、ママ友達の方は、最近マッサージセラピストのライセンスを活かして、とあるAcupuncture(鍼)クリニック内と自宅の両方で仕事を始めたばかり。最近は、お客さんが順調に増えてきているそうで、いつも忙しそうにしている。お隣の友達は自宅で美容師をしているし、「カットの後、家を移動してマッサージしてもらうなんていうことも出来たりしてね〜。」なんて、よく2人で冗談交じりに話しているけれど、もしお金がいっぱいあったら是非コースでやってもらいたいわぁ〜。


12月1日 アウトレットのセール

 そろそろ寒くなってきたので長袖を買いに、メキシコの手前、チュラビスタにあるアウトレットモール Las Americasへ行った。
 去年も何着か長袖を買ったのだけれど、何度か洗濯したら縫製の部分から破れてしまったり、乾燥機を使って乾かしたために縮んでしまってほとんど着れなくなってしまったのだ。サンクスギビングが終わるとどこのモールでも大きなセールが始まる。LasAmericasも平日なのに人でいっぱいだった。特に、GAPやOldNavyなどの安いブランドのお店にはレジに並ぶ人で長蛇の列が出来ていた。ただでさえ、ニット1枚が10ドルそこそこで売られているのに、今日は2着買ったら2着目は無料又は半額といった値段で売られていて、私もつい色めき立ちそうになった。せっかくセール中だし、と思い、「また破れちゃうかなぁ」とも思いつつ、ちょっとした外出に着れそうな服を上下で買ってしまった。上下で買ったのに30ドル。すごい!他にも気になるお店はたくさんあったけれど、暴れ盛りの娘と2人でのんびりショッピングなど出来るわけもなく、用事だけ済ませてすぐに帰った。近いうちにまたKazuと一緒に来て、娘の誕生日プレゼントでも買おうかな。


11月25日 サンクスギビングデー

 今日はサンクスギビング。全米各地から親戚中がみ〜んな集まって、ローストターキー&クランベリーソース、スタッフィングと呼ばれるクルトンを使った料理、インゲンを使った料理、スウィートポテトの栗きんとん風、マッシュポテトにグレービー(肉汁)ソース、パンプキンパイなどといった料理を食べて食べて食べまくる日。アメリカ人は、朝食に続いて軽い昼食を取り、午後2時頃からサンクスギビングディナーを夜まで食べ続けるとか。高級レストランへ行く時のような、ちょっとドレッシーな服装で食事を楽しむ人が多いらしく、近所でも、他州から来たっぽい、素敵な服装のアメリカ人をいっぱい見かけた。
 Kazu家は去年のサンクスギビングに友人宅にお呼ばれして一応経験済みだし、そもそもアメリカ大陸に最初に移り住んだ白人の命を助けてくれたアメリカ先住民に感謝するという由来からして、外国人にはあんまり関係ない日のような気もする。
 でも、Kazuが久々の休日だし、うちもちょっと豪勢なランチにしようということになった。まだ子供がいなかった頃にいつも一緒に作っていたカルボナーラのパスタを2人で作り、PopOverというハワイのパンを焼き、Kazuが生クリームから作ったパイナップルバターをつけて食べた。初めて試したPopOverとパイナップルバターだったが、生シュークリームみたいでハマりそうな美味しさ。娘は野菜入りそうめん&おっとぉ定食に大満足。おいしゅうございました。


11月24日 おじちゃんに癒された日

 娘が復活しました。朝から大好きな”おっとぉ(お豆腐)”を山盛り食べ、大好きな豆乳もガブガブ飲み、食後にビスコを5枚ほど食べました。先週末以来ずっと調子が悪く、かなり心配してしまったけれど、お蔭様でほぼ回復です。こちらの友達にも随分心配をかけてしまい、毎日のように電話をもらいました。外国での、こういった人とのつながりって本当に心にしみます。感謝感謝です。

 今日はWICの予約を入れていた日だったので、朝一番に引換券をもらいに行った。WICからもらえる食料は、我が家の家計を随分支えてくれている。その帰りにいつものスーパーへ寄って、お気に入りのおじちゃんが立っているレジに並んだ。そのおじちゃんは、いつも日本語で話しかけてくる。「今日もいい天気ですね。」「ほんとですね。」「18(eighteen)は、ジュウハチといいますか?」「そうです。ジュウハチであってます。」などと、最近は会計の間ずっと日本語で会話をしている。奥さんが日本人なのかと思ったらそうではなく、若い頃に独学で日本語とスペイン語を学んだとのこと。すごいなぁ。日本に住んでいたこともあり、当時は日本人の女の子にモテモテだったらしい。日本語で話しかけられて嬉しいという気持ちも確かにあるけれど、愉快で人なつっこいこのおじちゃんが大好きだ。
 今日は朝一番にちょっと嫌なことがあった。外国人という身分でアメリカで生活している私たちは当然マイノリティであるし、良いことも悪いことも含めてマイノリティならではの独特な経験をすることは日常茶飯事だけれど、サンディエゴでは、申し訳ないくらい親切にしてもらってしまうことの方が絶対的に多いと思う。どちらにしても海外生活で出来る貴重な経験の一部だ。最近は、嬉しかった時には自分がこんなに嬉しかったんだということを、嫌な目にあった時は一応演技でも嫌な気分になってるわよ、ということを相手に表現するようにしている。今日は、久々にちょっとシャレにもならないような出来事があった。相手には、罪の意識をきちんを持ってもらいたかったので、それなりに意思表示をした。その方が、はるかに事態が好転しやすいし、相手とうまくやって行くきっかけにもなることが多いのだ。しっかし、人に対して怒るというのは私にとって結構エネルギーのいることだ。 そんな日でも、このおじちゃんに会うと心がパッと晴れる。笑顔の穏やかな藤村俊二似のおじちゃんに、今日はいつもより余計に癒された。
※WICについてのページは現在作成中です。


11月21日 薬がもらえた

 おとといの注射の効果が切れてきたのか、朝から娘が再び吐き始め、下痢も始まった。
昨日は調子が良かったので、大好物の絹ごし豆腐を食べて喜んでいた娘だけれど、 また少しの水と母乳だけに戻ってしまった。冷蔵庫を指差して、「おっとー(お豆腐)、おっとぉぉぉぉぉー!」と言いながら泣いている。でも食べると噴水のように吐いてしまうので我慢してもらうしかない。やっぱり坐薬が欲しいので、Kazuにもう一度ERへ行ってもらい、薬局で、大人用の坐薬を処方してもらえるようにしてもらったら、今度は難なく手に入った。大人用のは効き目が強すぎるため、坐薬を半分に割って使うようにと言われたそうだ。ところで、処方箋を持って薬局へ行く際には、保険証も持って行かないといけなかったらしく、薬を受け取る際にお金を払わされてしまったらしい。1週間以内に保険証を持ってくれば大丈夫みたいな事がレシートに書かれているので、今週中に持って行こっと。とにかく下痢でも何でもいいからウイルスが早く出切ることを祈るばかり。夜には、子供番組のビデオを見ながらキャッキャキャッキャ騒いでいたので、薬を使ってはいるものの、だんだん調子は良くなってきているようです。
 掲示板のRiekoさんを初め、ご心配くださった方々、本当にありがとうございました。
お蔭様で娘の状態も少しづつ回復してきました。


11月20日 薬がもらえない

 アメリカの病院では、薬を直接受け取ることが出来ないのが普通らしい。ドクターは、診療・診断をした後、薬が必要な患者には処方箋を書いた紙を渡す。患者はそれを最寄の薬局へ持って行って処方箋薬と換えてもらうのが普通なのだそうだ。
 今日は、娘の吐き気止めの坐薬を受け取りに早速近所の薬局へ行ったが、「在庫が無い」とのこと。Kazuが、ウォルマートの薬局、RiteAid、Sav-onなど、5件ほど回ったけれど、どこにも無い。薬局の人が他の薬局へ何件か電話で問い合わせてくれたけれど、それでも無い。結局、今日は薬をゲットすることが出来なかった。
なんでだよぉー!!


11月19日 娘がERへ

 娘が夜中に突然嘔吐し、その後も10分〜30分おきに朝まで吐き続けたので、日本クリニックへ連れて行った。車の中でも待合室でも診察室でもずっと嘔吐が止まらず、吐き気止めの坐薬を入れてもらっても全く効き目がなく、ティースプーン1杯の水を飲んでも吐く状態から、ついには何も飲まなくても胃液を吐くようになったため、 Children's Hospitalの緊急治療室(ER)へ行くように言われた。予約はクリニックの先生がしておいてくれた。Kazuは学校でミーティング中で、携帯電話も持っていないためなかなか連絡が取れなかったが、何とかEメールで連絡が取れて一緒に病院へ行けることになった。入院になるかも知れないと言われた時は、さすがに動揺した。
 病院に着いて車を降りた時、慌しく2台の担架が運ばれていった。運ばれている子供たちは顔が血まみれで、酸素マスクを当てているけれど意識が全くないようだった。
 受付で手続きをして、簡単な問診を受けた後の待ち時間が長かった。2時間ほど待っている間にも娘は泣きながら黄色い胃液を吐き続け、最後には血を吐いていた。「娘が血を吐き出しだのですが、あと、どのくらい待たないといけないんでしょうか?」と受付の人に聞いてみたところ、「瀕死の重傷の子供が入っていて、今はまだ空きがないので、どうか理解してください。」と言われた。きっとさっき担架で運ばれて行った子供たちのことだ。娘はまだ命の危険はないけれど、それでもこれほど辛い気持ちなるのだから、その子達の家族の気持ちなど、とても怖くて考えられない。
 やっと診察を受けた頃には娘もだいぶ弱っていたけれど、強めの吐き気止めを注射してもらってからは嘔吐も止まって、母乳やポカリスエット等を飲めるようになった。多分食道が胃液で焼けているので、しばらくは流動食になりそうだ。命に別状なくて本当に良かった・・・。


11月10日 キャシーとウィリアム

 今日アパートの周りで子供と遊んでいた時に、同じアパートに住む韓国系の親子と知り合った。そこの家庭は、両親共に韓国人。ウィリアムという、娘と同い歳の男の子がいるのだけれど、その子だけは米国で生まれたのでれっきとしたアメリカ市民なのだそうだ。ウィリアムのママに、「ザイオン(韓国系スーパー)では、どのキムチが美味しいの?」と聞いたら、「うちにお母さんが作ってくれたキムチがあるから分けてあげるわよ」と言われ、遠慮なく部屋に招待してもらい、巨大なキムチ用タッパから、普通のタッパにおすそ分けしてもらった。
 早速その日の夕飯に食べてみたら、すごーく美味しい!一体何を入れたらこんなに美味しくなるんだろうか。。。お店に売っているものとはやっぱり違う!どこの国でも、娘のために心を込めて作ったお母さんの味が一番なのね。
 ところで、彼女に名前を聞いたら、「キャシー」と答えていた。普通、アメリカに来たら大体みんな自分のニックネームを持っている。でも、私たちと同じ顔なのに英語の名前を名乗られると何だか妙な気分だけど、これが普通なのだ。
 キャシーはアメリカの高校と大学を卒業しているだけあって、英語はもちろんペラッペラ。 私はといえば、普段の生活がほぼ日本語オンリーなので、未だに英語には慣れていない。一度頭の中で日本語から英語に訳してから言葉にする癖がなかなか抜けない。 もちろん相手の言うこともよく聞きなおす。キャシーは辛抱強い人だ。嫌な顔ひとつせず相手をしてくれるし、私の英語がおかしくても、ちゃんと理解してくれている。
 キャシーは、ウィリアムがやんちゃ盛りになってきて、最近は結構ストレスが溜まっているそうだ。キャシーとウィリアムとは明日も外で会うことになった。


11月2日 陪審員に当たった

 今日もいつものように郵便受けをのぞいてみると、山ほどあるチラシにまみれて、 かずよ宛にサンディエゴの上級裁判所からの封筒が。なぬ?裁判所??と思いながら封筒をよく見ると”JURY SUMMONS ENCLOSED”と書いてある。
おお、これが噂の陪審員の呼び出し状かぁ。たしか外国人は行ってはいけないのよね。
「私は外国人で、英語がロクに話せません。裁判所でディスカッションなんてできません。だから出席できません。」とかって書いとけばいいのかな〜。 なんて、アパートの部屋へ戻るまでの間考えていたのだけれど、部屋に戻って手紙を読んでみると、 陪審員として出席する資格の無い人、又は事情があって出席できない人は、裏面の該当項目にチェックを入れて、自筆サインをつけて送り返せばいいだけだった。簡単でよかった〜。アメリカ国籍を持っていない人は陪審員となる資格がないため、出席は不可能。
 陪審員制度はアメリカ国民の義務で、素人の一般市民(通常は12人)が無作為に選 ばれて、ひとつの事件についての裁判を聞いた後、陪審員たちが話し合いの結果、 全員一致で判決を下すということになっているのだそう。外国人など、アメリカ 市民以外の人であっても、自動車の運転免許を作る際などに住所を登録してしまうと、 アメリカ市民といっしょくたにされて選ばれてしまうらしい。

 ところで今日は大統領選の日。
いつも車で通る交差点には、BUSHと書かれたでっかい看板が立っていた。
その横で、1人のおじさんが、KERRYのちっちゃいプラカードを持って立っていたので、 「ガンバレー」と手を振ってみたら、おじさん嬉しそうだった。
でも、何だかんだ言ってブッシュが勝つんじゃないかなぁ。



Kazu's サンディエゴ留学生活