かずよの不定期日記 (2005年3月・4月)
過去の日記
2004年 8月・9月・10月  11月・12月
2005年 1月・2月

発熱   血液検査の結果   ESL   花束   パーティー   図書館
アダルトスクール   公園   SAINT PATRICK'S DAY   Joshua Tree国立公園
33歳になりました   アダルトスクールA   アパートへ苦情   風邪引きました  
娘のお気に入りとKazuの風邪   アダルトスクールB   フラワーアレンジメント
ビーチと公園   ホームパーティー




4月29日 ホームパーティー

 最近仲良くなったレベッカが、「うちで晩御飯食べない?」とまた誘ってくれたので、Kazuと一緒に遊びに行きました。レベッカはクラスで最も社交的な生徒のひとり。反対に私は、授業中最も発言の少ない生徒のひとり。でもそれが結構いいバランスなのか、いつの間にかお友達になってました。彼女の旦那さんのテイラーとは今日が初対面だったけど、彼がまた超社交的。レベッカは英語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語を話し、テイラーは公用語が母国語であるアメリカ人なのに、スペイン語・フランス語・カタコトの日本語が話せます。世の中にはすごい人がいっぱいいるもんだ。。。私がアメリカへ来て覚えたスペイン語を披露したら「どこで覚えたの?」ってな感じでだいぶウケました。Kazuもテイラーとビジネスや国際政治の話に花を咲かせて(?)楽しそうでした。
 そして、”宴もたけなわ”になった頃、私がひそかに恐れていたことが現実になりました。
 先日公園でレベッカとおしゃべりしてた時につい、「私もピアノ習ってたことあるよ」と口をスベらせたのを彼女は聞き逃しませんでした。テイラーとレベッカは、さあ弾けカズヨ、何でもいいから弾けカズヨ、と盛り上がりまくってるけど、今となっては弾ける曲なんか1曲もない私。
 困り果てた末、勇気を振り絞って弾いた曲は「ネコふんじゃった」。もう泣きそうでした。



4月26日 ビーチと公園

 ESLが終わったあと、クラスメートのレベッカと子供達を遊ばせにビーチへ。フリーウェイ8を西へ行き、5号に乗り換えて最初のEXITで降りたところに大きな公園があるんですけど、ここはおすすめです。公園からビーチに歩いて行く事ができるので、水遊びが好きな家族には特に持って来いかも。サンディエゴの海って、遠くから眺める分にはいいけど、実際あまり綺麗じゃないですけどね・・・。
 とにかく公園の敷地が広いので、子供たちはあちこちにある遊具に向かって走り回ったり、カモメを追いかけたりと、めちゃめちゃ楽しそうでした。レベッカんちの息子たちは公園に着くなり海でずぶ濡れになったので、下半身はパンツ一丁。アメリカではあんまり珍しくない光景だけど、日本ではやっぱヤバい?



4月23日 フラワーアレンジメント1日教室

 私が通っているアダルトスクールで、各種講座の1日体験クラスがありました。ヨガ、石鹸作り、タトゥー風ボディアート、上手な部屋の片付け方や、怒りのコントロール、老後の楽しみ方など、たくさんの種類のクラスがあり、その中で私はフラワーアレンジメントのクラスを選びました。
 この日の講座では、背の高い花瓶にいろんな種類の花をバランス良く飾る方法を習いました。 フラワーアレンジメントどころか、活け花の知識も全く無い私には知らないことだらけで、上手に花を活けるための色や高さのバランスのとり方や、花瓶に飾るリボンの作り方など、教わること全てが新鮮で、かなりエキサイトしてしまいました。  子供を預かってもらえる午前中にこの講座があったら取りたいんだけどなぁ。ま、でも体験できたっていうことだけでも超満足です。
 ちなみに日本の「いけばな」や「ぼんさい」は、アメリカでも結構人気らしく、サンディエゴのアダルトスクールでも受講することができるんだそうです。



4月19日 アダルトスクールB

 今日はESLの日。娘が先週から突然チャイルドケアに行くのを嫌がるようになり、行った直後は号泣です。仕方ないので私もしばらく子供たちと遊んでからESLのクラスへ。

 だいぶ遅刻したわりには一番前が空いててラッキー!いっつも一番前を陣取ってるジェニーというチャイニーズの人の隣に座りました。最近私は好んで彼女の隣に座ります。彼女は中国生まれのベトナム育ちなので、中国語とベトナム語の両方を話します。その上更に英語も話すトライリンガルです。ノートにメモするときはいつも中国語を使い、ベトナム人とはベトナム語で話し、私達とは英語で話します。この人の頭の中はいったいどんなことになってるんだろう。すごい!

 ところで今の中国と日本の騒動については、アメリカのニュースでも大きく取り上げられてます。そのことについてはジェニーは何も言いません。私たちも何も言いません。みんなこの問題についてそれぞれいろんな事を考えて自分の意見も持っているはずですけど、言いません。ただ楽しくお菓子をつまみながらおしゃべりするだけです。ちょっとヤバいお題だからかな、と思わないこともないんですけど、ジェニーと接していて感じることは、彼女にとって私達日本人生徒は、「ジャパニーズ」という前に、「Kazuyo」であり、「Kiyomi」であり、「Reiko」であり、ただそれだけなんだな、っていうことです。



4月16日 娘のお気に入りとKazuの風邪

 同じアパートに住んでいるジョーダンという6歳の男の子は、いつも愛車でアパートの周りをブラブラしてます。たまには娘の写真を撮ろうと思って外へ出たら、ちょうどジョーダンも暇してて、2人でかたつむりを探して遊んでました。
 ところでアメリカ人の子供と娘を遊ばせる時って滅多に喧嘩になりません。娘が多少やんちゃをしても「おぉよしよし」って感じで、決して怒らないんですよ。どうやったらこんなに素晴らしい子に育てれるんだろうか?娘はたまにしか会わないこのジョーダンが大好き。いつまでも一緒に遊んでます。最近は娘も英語を話すようになってきてるので、会話でもコミュニケーションが取れるようになって、それがまた楽しいみたいです。私もジョーダンと娘が楽しそうに遊んでるのを見てるのが好きです。こんな優しいお兄ちゃんがいてくれたらいいだろうなぁ、っていつも思います。

 そして、今日からKazuが本格的に風邪です。熱は39度以上あって、ちょっと辛そうです。この春は本当に風邪が流行ってますよね。っていうか、ウチの場合は家庭内感染だけど。頑張れKazu!火曜日は試験じゃなかったっけ? あと、またパソコンの調子が悪いから明日修理に持ってってくれると嬉しいんだけど、やっぱムリ??



4月13日 風邪引きました

 今、Kazu家は全員風邪気味です。日本でも3月にインフルエンザが大流行したって聞きました。サンディエゴでも風邪を引いている人が多い気がします。
 私もおとといから調子が悪く、少し寝込んでいたのですが、 1日寝ただけでかなり調子が良くなりました。これはきっと毎朝飲んでるジュースのお陰だな、と思ってます。今、友達に教えてもらった「リンゴ&グレープフルーツ&豆乳ジュース」に超ハマってるんです。私はフルーツが大嫌いで、見ただけで口の中が痛くなってくるくらいだったんですけど、このジュースにすると一生ムリだと思っていたグレープフルーツなのに、美味しく飲めます。サンディエゴはフルーツが安いので毎朝ガンガン飲んでます。



4月11日 苦情

 ここしばらく「旅日記」と「生活情報」を頑張って作ってて、日記の更新がちょびっとになってしまってました。

 1年くらい前から、私たちが住んでいるアパートのレンタルオフィスのサービスが急に悪くなりました。
 最近は、宅急便の受け取りがスムーズにいかないことに困っています。宅急便を受け取りにオフィスへ行くと、「あなたの部屋番号は預かりリストにないから何もないわよ」と言われます。「本当にパッケージ来てないですか?」、「ないわよ」、というやりとりの後、「でも業者に問い合わせたらここに配達したって言われたから、一度探してみてもらえます?」とお願いするとやっと探し始め、必ず1分もしないうちに「ああ、あったあった。これかしら?」ってな具合で、すぐ見つかります。
 なぜ毎回リストに名前を載せてもらえてないのかは不明ですが、後ろを向いて2,3歩歩いてパッケージを探すのに「かがむ」のがどうやら面倒くさいらしいのです。おまけに「宅急便来てますよ」と電話で連絡するも面倒くさいらしく、荷物が届いたことを知らされないままになってしまうんです。
 今日もそんなことがあり、思い切ってこれまでの経緯も含めて苦情を言いました。 私たちからしたら当たり前で、「そんなことくらい」程度のことでも、この国では言わなきゃ分かってもらえないことが時々あります。
 今回は、全てのトラブルの原因となっている女性スタッフと話しても通じそうにないので、違う人に言いましたが、「犯人」については彼女もちゃんと分かっているようでした。とりあえずこれでしばらくは宅急便については安心できそうです。



4月7日 アダルトスクールA

 3週間ぶりのESLです。しばらく休むとまた英語が聞き取りにくくなってしまうようで、今日はちょっと頭が疲れました。今日はスラング作文でした。テーマは「私の恋愛歴」です。最初に25個の、恋に関係のあるスラングの表現を勉強し、その中の言葉をめいっぱい使ってスラングで作文を書くというものです。複数のイディオムをいっぺんに頭に入れられる、効率的で楽しい課題でした。
 pop the question (プロポーズをする)、get hitched(結婚する)、 play the field(何股もかける)、 a nockout(いい女)等、学校で習ったことのないイディオムをたくさん習いました。作文が出来たら先生にチェックしてもらうのですが、表現が面白いらしく、「いいね、いいねぇ! わははは!!」と、終始ウケてました。



4月5日 33歳になりました

 去年の誕生日から始めたこと、それは「白髪探し」です。 それまでは白髪を発見すると「こりゃぁ珍しい」ぐらいの感じで、抜いた白髪を しばらく大事に持っていたりもしたけれど、出産後は、探せば結構簡単に見つかるようになって きました。最初はちょっとショックでしたが、今じゃ鏡の前で意地になって白髪を撲滅するのが快感です。
 誕生日は、家族でo-namiというバフェレストランへ行き、寿司とケーキを食べまくりました。



3月31日 Joshua Tree国立公園

 久々の日記です。25日からキャンプ旅行に行っていました。今回行った場所はサンディエゴから車で3時間程の所にあるジョシュアツリー国立公園。ここは砂漠地帯なのですが、夜は思っていた以上に寒く、強風でテントは倒壊寸前になるし、キャンプ初心者の私たちには超キビシイ滞在でした。でも、こうして自然の厳しさをちょっとだけでも体験することで、いろんなことを考えさせられます。

 滞在中の週末はEaster(復活祭)でした。去年はサンディエゴの公園でコミュニティがやっているエッグハンティングに参加したのですが、今年はキャンプサイトにお菓子の入った卵をまいて、我が家だけでエッグハントをしました。娘は楽しそうに茂みに隠してある卵も1個1個見つけてはせっせと集めてました。

 キャンプ場にはシャワー設備がなかったのですが、そのお陰で(?)温泉に3回も行くことが出来ました。滞在中は面倒なこともたくさんあるし、子連れだと安全にも十分注意しないといけないし、準備や後片付けもラクじゃないんですけど、それ以上に私たちにとっても子供にとっても素晴らしい体験が出来るのがキャンプ旅行です。やっぱり次回の旅行もキャンプがいいな、って思います。

 さて、来週から私もアダルトスクールが始まります。
今月はどんな人と知り合えるか、楽しみです。  







3月17日 SAINT PATRICK'S DAY

 今日はセント・パトリックス・デーです。毎年3月17日は、多くのアメリカ人がこの日を祝います。聖パトリックは、5世紀にアイルランドにキリストの教えを広めた人で、アイルランド系アメリカ人を中心にこの文化がアメリカに定着しました。この日、多くのアメリカ人は、緑色のものを何かひとつでも身に付けて外出します。子供たちは緑のTシャツなんかを着て学校へ行き、お父さんたちは緑色のネクタイをして会社に行ったりします。髪の毛を緑色に染める人も。その日に食べるクッキーなどのお菓子も緑色。シカゴでは数百Kgもの緑色の染料をシカゴ川に流し、川ごと緑色に染めるのが恒例行事らしいです(川に住む生き物を殺してまでそんなことしなくても、と思うのは私だけでしょうか??)。
 ところで、何故に緑色なのかというと、聖パトリックはキリスト教の「三位一体(父なる神・キリスト・精霊なる神)」の考えを三つ葉のクローバーに例えて説いたという伝説から来ているそうです。
 ちなみに今日のESLで緑色を身に付けてきた人は皆無で、一人一人、「緑色着てこなきゃダメじゃない!」と先生に二の腕をツネられてしまいました。まじで痛かったけど、面白い先生です。だって自分も緑色どころか真っ黒の服着て来てるし(笑)。
 アダルトスクールは来週から2週間のバケーションに入るので、4月までお休みです。

サンディエゴでのセントパトリックスデーの様子・イベント情報など



3月16日 公園

 午前中、娘を近くの公園へ連れて行きました。たまたま養護学校の子供たちがたくさん遊びに来ていて、娘は大喜びで一緒になって遊んでました。しばらくすると先生たちが、「ランチタイムよー」と生徒を集め始めました。私が他の子供の相手をしている間に娘がいなくなっていて、気が付いたらちょこんとみんなのランチテーブルに座ってて、先生からちゃっかりポテチとジュースをもらってました。その後も芝生にばらまいたチョコを集めるゲームにも勝手に参加し、たくさんのチョコを遠慮なく頂戴しました。
 私が先生たちにお礼を言ってる間、娘は満足げにバイバイしてました。あぁやれやれ。



3月15日 アダルトスクール

 今日の文法は直接話法・間接話法。
文章を作る時に頭が混乱しやすく、授業がどうにも進まなくなるみたいで、 先々週からずっとやってます。
マイクが、「キャシー、明日のパーティー行くの?」と言いました。
いうのを、
マイクがキャシーに明日パーティに行くのかどうかを尋ねました。
という風に言い換えるだけのことなのですが、使いこなすとなるとやっぱりこれもまた 難しいです。大多数は、文法的なこと以上に、キャシーだったかスーザンだったか分からなく なっちゃったわよ的なことで悩んでるだけのように見えました。

 授業の後はみんなでバフェ(ビュッフェ)形式のアメリカンレストランへ行きました。今学期が今週いっぱいで終わるため、ちょっとしたお疲れさんパーティーと、3月生まれの人のお誕生会を兼ねてのランチでした。雑談になると私は超ピンチ。生徒のほとんどは配偶者がアメリカ人なので、英語は当たり前のように喋ります。話題の展開が私には速すぎて、もう聞いてるだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。こういう場面は何度も経験しているけれど、いつも「みんなみたいに喋りまくれたらもっと楽しいだろうなぁ」って思います。
 日本にいた頃は、アメリカで生活してるだけで喋れるようになるのかな?なんてぼんやりと思ってましたが、実際は大間違い(笑)。英語は「慣れと度胸」だとつくづく思いますが、その積み重ねがもっともっと必要みたいです。



3月14日 図書館

 午後、娘を連れて近くの小さな図書館へ行きました。どこの図書館でも週に1回くらいStoryTimeという絵本の読み聞かせの時間があります。私の英語の勉強という目的でちょくちょく行っていた時期もありますが、最近は娘がチョロチョロ走り回るのでめっきり行かなくなりました。
 今月末はKazuの学校が休みになるので、どこか近場へキャンプ旅行に行く予定を立てているところなのですが、その情報収集のために旅行ガイドを借りました。アメリカの旅行ガイドってあまり面白くありません。文字ばっかりで写真がないし、書いてある内容もイマイチ面白げじゃないし。でも、どこに何があるのかという情報収集には十分です。

 図書館では、DVDやビデオ、子供向けのストーリーCD(テープ)なんかの貸し出しもしています。貸し出し期間は、DVDやビデオが1週間、本は3週間と素晴らしく長いし、時期によっては子供向けの小さなイベントをやっていたり、アダルトスクール等の情報やバスの時刻表なんかも手に入ります。

 そういえば、図書館で本を借りるときに「due」という言葉の使い方を学びました。「返却日」という意味でこの言葉を使います。出産予定日なんかもdueを使います。知ってました?私は超簡単な単語でも「はぁぁ〜、これってこんな風に使うのかぁ・・・。」って思うことばっかり。
いまさらジローだけど、学生時代にもっと頑張って勉強しておけば良かったなぁ。

サンディエゴの図書館についてはこちら
San Diego Public Library Location and Hours




3月8日 パーティー

 ESLの授業の後、クラスメイトのアパートへみんなで遊びに行くことに。
言い出しっぺはペルー出身のレベッカという社交的な面白い人で、 彼女は、みんながもっと英語で交流し合えるように、 こうして集まる機会を作ってくれようとしている、とってもいい人です。
 みんなが集まったところで、レベッカが、「じゃぁ、カズヨが今から折り紙を教えます」 と言うので、聞いてなかったけど「ツル」の折り方をみんなに教えました。 これしか知らないし・・・。
 アメリカに来て時々めっちゃ後悔するのが、「芸」を何も身に付けていないことです。
でも、こうやって人が集まると、必ず芸達者な人が1人はいるもので、コロンビア出身のモニカという女の子は、ギターでラテンの歌を披露してくれました。スペイン語の歌詞だったのですが、その歌声と歌詞に心打たれたのか、年配のメキシコ人女性が泣き出してしまいました。ラテンの人はやっぱ熱いなぁ。その後も歌ったり踊ったり、おしゃべりしたりして、2時間ほどで解散しました。  レベッカのお陰で今まで話したことがない人とも知り合えたし、楽しい時間を過ごさせてもらいました。
 今週末もまたみんなで集まってハイキングに出かけるらしいです。
 


3月6日 花束

 日曜日だというのに、Kazuは夜までミーティング。今学期はずっとこんな感じで忙しそうにしてます。

 今日は、ママ友達のY子さんが「うちも旦那が仕事で遅くなるから、一緒に晩御飯食べない?」と数日前から誘ってくれていたので、遠慮なくご馳走になることに。彼女は、25歳という若さで2人の子供を育てながら、週末はコミュニティカレッジに通っています。将来は助産士の仕事を持ちたいという夢を持っている頑張り屋さんです。
 そのY子さんは昨日、アメリカ人の旦那さんと大喧嘩をしてしまったらしく、今日はかなりヘコみ気味でした。喧嘩のいきさつをいろいろと聞きながら食事をしていたら、噂の旦那さんが帰ってきて、彼女にバラの花束をプレゼントしてました。彼は今日、真夜中まで仕事が入っているはずだったのに、どうやらY子さんのために早く帰って来たようです。Y子さんはぶっきらぼうに、「花瓶どこだっけ?」と言ってましたが、どうやらこれで一件落着したようでした。それにしても、こういう時にササッと花を渡すってさすがアメリカ人だわ。ステキですよね〜。
 今日は長居をせず、とっとと帰ってあげました(笑)。


3月3日 ESL

 今日は木曜日。午前中はESLでした。

 まずは、イラストが書かれたカードを数枚選んで、4コマ漫画のようにストーリーを考えて発表するという課題から始まりました。短い文章を4つ考えてショートストーリを作ればそれでいいのですが、中には人物背景まで考えていて、勝手に登場人物やシーンを増やして話がなかなか終わらない人もいたりして、みんなの発表を聞いてるだけでもかなり楽めました。

 そして今日の作文は、「一目惚れを信じますか?」というテーマ。過去の体験等を例に挙げることで自分の意見に説得力を持たせた内容に仕上げるという練習。
 アメリカの教育では、「議論に勝つ力」は個が身につけるべき能力のうち最も重要なものの1つで、小学生の頃から、そういう能力を伸ばすための教育がなされているとか。なので、作文などで意見を述べる時は、意見だけで終わってはいけないし、「どっちも正しい」的な曖昧な意見もNG。ESLで勉強する課題を通してアメリカの文化が見えたりもするから、これがまたハマるんですよ(笑)。

 日本の学校と違ってミスを恐れる必要が全く無いので、自分が思うことを自由に書いて、後で先生にきちんとした文章に直してもらいました。
 ある50歳位の男性は、午前中と夜間の両方のクラスに通い、いずれは高校教師の免許を取得するんだそうです。同じクラスの日本女性は、72歳という年齢にもかかわらず毎日休まずに通っているし、ほんと、みんなスゴすぎる!

 ところで今日は雛祭り。
ミツワで買った「雛あられ」を学校に持って行ったら、意外にもESLのみんなに大好評でした。


3月2日 血液検査の結果

 午前中、血液検査の結果についてクリニックから電話が。
心配されていた白血球の数は正常とのことで、ウイルス感染が可能性としては高いかな、といった感じらしいです。
 今日から3〜4日後に尿検査と血液検査の詳しい結果が分かるらしく、それまでは自宅で様子を見ることになりました。
 娘の熱は昨日の夜中からすっかり下がっていて、朝から元気に部屋中をチョロチョロしているし、まずはひと安心です。良かった良かった。。。
 今日は天気もいいし、外でシャボン玉でもしようかな。


3月1日 発熱

 娘が2、3日前から熱を出しているので、今日の学校はお休みです。 昨日は39.5度以上の熱が出たのでちょっとビビリました。 すぐに日本の液体解熱剤とおでこに貼る冷却シートを買おうと思って ミツワとニジヤに行ったけれど、売られていたのはタイレノールという アメリカの小児用風邪薬で、日本のものはありませんでした。  とりあえず、タイレノールを買って「嫌がるかなぁ?」と思いながらも 娘に飲ませてみたら、結構イケルらしく、グイグイ飲んでました。 良かった良かった。。。

 そして今日の午後、クリニックへ娘を連れて行ったら、「熱だけで他に症状が ないというのは問題です。」と言われ、まずは喉の粘膜検査。えづいて大変でした。結果、「異常なし」。次に尿路感染症を疑っての尿検査。こちらは 尿管に管を通され号泣。これも結果は「異常なし」。そして今度は肺のレントゲン写真。娘はここで堪忍袋の緒が切れたらしく、泣きすぎて抵抗が激しくレントゲン撮影できず。その次は血液検査。この頃には娘はもう恐怖と疲れと怒りと痛みで暴れまくり、針が動いてなかなか血を抜くことが出来ず、先生も看護婦さんも押さえ込みに必死でした。
 先生には「血液検査の結果は明日の午前中にお伝えします。 白血球の数が多ければChildrens' Hospitalへ行ってもらうことになります。」 と言われ、 数ヶ月前の悪夢(2004年11月の日記 "娘がERへ") が思い出されました。なので、今はちょっと動揺してます。
 とりあえず、娘は熱が高い割にはずっと元気で食欲もモリモリなので、それだけが救いです。
神様、明日はいい方の結果が聞けますように・・・。

 診察中、先生が娘に、「今日は頑張ったね、ママに美味しいもの買ってもらいなさいね。何がいい?ケーキがいい?僕はタイヤキが好きなんだよ。」と言ったのを娘は覚えていて、診察が終わると「ケーキ、ケーキ、ケーキ」と半泣き連呼。娘も頑張ったことだし、よっしゃ帰りにケーキを買うかということで、ニジヤへ寄って娘に好きなケーキを選ばせたら、ホールの雛ケーキを指差されてしまいました。私は内心、「やったー」と思いながらそれを買って帰り、桃の節句には2日ほど早いけど食べちゃいました。
 ニジヤのケーキは、日本の「不二家」のケーキに似てて美味しいです。
 


 








Kazu's サンディエゴ留学生活