


■参考ウェブサイト■
アリゾナに住むKazuの従姉妹から、おすすめの場所として教えてもらった場所がセドナでした。私もKazuも、「セドナ」という地名をそれまで一度も聞いたことがありませんでした。早速調べてみると、ボスキャラ級観光地をいくつも抱えるアリゾナ州で、セドナはグランドキャニオンに次いで人気No.2の場所だったのです。Kazu家は、セドナのどんな所が魅力的なのかが知りたくて、どうしても行ってみたくなりました。
そして実際に行ってきましたが、「セドナはこんな場所」と一言で伝えることが出来ないので箇条書きにしてみました。
セドナとは、
①美しい景色の中でハイキング・キャンプ・夏は川遊びなどを楽しめる場所。
②たくさんのアーティストが住む町。ギャラリーやアートショップがたくさんある場所。
③いろんなジャンルのお店があり、ショッピングを楽しめる場所。
④ネイティブアメリカンの遺跡を見学できる場所。
⑤UFOが出る場所。
⑥世界的にも珍しい、ボルテックスが数多く存在する場所。
⑦オーラ写真・前世を知る体験・霊能者による霊視などが気軽に体験出来る場所。
⑧人によっては難しい病気や怪我が治っちゃう場所。
⑨そして、Kazuや私にとっては、不思議なほど精神的・肉体的に癒される場所でした。
この中でもし気になってしょうがない項目がある人は是非セドナを訪れてみてください。最低でも2泊は必要だと思います。
私たちがセドナを訪れる前にすごぉ~く気になった言葉があります。それは「ボルテックス(VORTEX)」。そこで、「ボルテックスとは何ぞや?」というテーマでセドナ観光をすることにしました。
セドナの魅力は一言に語れないものがあるので、一般的な情報は冒頭のウェブサイト(アリゾナガイド)を参照していただくとして、ここではボルテックスが気になってしょうがなかったKazu家の日記を載せます。
ボルテックスとは?
12月21日 セドナ1日目
まずは、「Yポイント」と呼ばれている交差点からアップタウン方面へ少し行った所にあるインフォメーションセンターで情報収集。「Red Rock Pass」というセドナ内のハイキングトレイルを利用するための駐車券(1日5ドル)を購入。そして、セドナのマップをもらい、カウンターの人にボルテックスポイントを書き加えてもらった。
セドナに来てすぐに買ったもの、それは「What is the VORTEX?」という本。ここにボルテックスについての説明が分かりやすく書かれている。
午前中はuptownにたくさん並んでいるお店をブラブラ見て、インフォメーションセンターで教えてもらった
New Frontierというスーパーマーケットへ行ってみた。野菜中心系のメニュー豊富なデリがあって、娘の食事にもかなり助かったし、薄味でなかなか良かった。

午後はBoyntonCanyonという場所のハイキングトレイルを歩くことにした。地図で見るとボルテックスマークがあり、ネイティブアメリカンにとってはセドナで最も神聖な場所とされているそうだ。
このボルテックスポイントで瞑想をすると、守護霊の存在を感じたり、自分の前世を垣間見たりするという不思議な体験をする人が多いらしい。それよりもトレイルを

少し進んだ先にある場所からの景色が素晴らしいこと!
写真で表現することが出来ないのが残念だけれど、何かこう、畏れ多いような不思議な気持ちになる風景だった。
そして、帰り道、ふっと横を見て気がついたのだけれど、トレイル脇の茂みの隙間の向こうに、石を並べてできた何やら不思議なマークがあるのを見つけた。マークの真ん中にはお金が置いてあったりした。ネイティブアメリカンが儀式に使う場所のようだ。
ボルテックスを訪れる多くの人が身体的もしくは精神的に良い変化が起こるのを感じるらしいけれど、私の場合は頭痛と胸焼けがした。ホテルに帰ってボルテックスの本を読んだら、たまに頭痛や胃上部のむかつきなどを感じる人もいると書いてあった。腹が黒すぎる人はこうなるのか・・・。
しっかしセドナも寒い。夜はコートがなかったら絶対外歩けないくらい寒い!
12月22日 セドナ2日目

さて、今日は朝からBellRockのボルテックス探索。
それにしても、朝晩は死ぬほど寒い。一応持ってきたカイロが大活躍した。
お昼はケンタッキー。ここのケンタッキーはバフェ(BUFFET)形式になっていた。「バフェなら野菜もたくさん食べれるからお昼はケンタにしよう」と言っていたKazuの昼食は、チキン5ピースとコーラ。旦那よ、もう若くないのにそんなことでいいのか?
スーパーやファーストフード系のお店はセドナの西側エリアにいくつかあった。
食後、Airport Mesaへ。駐車場からほとんど歩かずにセドナの絶景が見れる場所だったけれど、とにかく寒くて寒くて我慢できず、景色もほとんど見ずに車へ引っ込み無念の退却。

いったんホテルへ退却した後、夕方にChapel of the Holly Crossへ。崖を掘ったように教会が立てられていて、正面広場からの景色もまた素晴らしかったが、その中によーく見ると、赤ちゃんイエス様を抱いたマリア様に見える岩がある。
12月23日 セドナ3日目

朝からCathedral Rock Vortexへ。セドナはビュースポットが本当に多い。行くところ行くところで素晴らしい景色を見ることが出来る。ここに家や別荘を持っている人が羨ましい。午後は、ギャラリーやNewAgeショップ見て回った。アメリカでは、仏教やヒンズー教なんかの考え方をどう捉えているのか分からないが、木魚や、仏壇の前に置くチーンって鳴らすやつなんかが癒しグッズとして売られていた。白人のおじさんが「いい音だなぁ」って言って1個買ってたけど、インテリアか何かに使うんだろうか・・・。New Ageショップでは、霊能者の写真がたくさん貼られていた。好きな人を選んでオーラ写真や霊視の予約が出来るらしい。ちょっと体験してみたかったけど、学生には贅沢すぎる料金だった。
予定ではこの日に帰るはずだったのだけれど、あまりに居心地がいいので、もう1泊することにした。
12月24日 セドナ4日目

トラキパキや南側エリアにあるギャラリーをブラブラ。
最後にもう一度、一昨日寒さに耐え切れず撤退してしまった「エアポートメサ」へもう一度行ってみることにした。エアポートメサは、駐車場のすぐ近くからセドナの景色がパノラマのように見渡せた。
「さて、もう少し高台の方まで頑張って歩いてみるか」と、足を一歩踏み出した時、サボテンに思いっきりけつまづいてしまった。
サボテンって、パッと見では、長い針が表面に生えているようにしか見えないけれど、実は目立たずに生えている細かい針が怖い。細い細い針たちが何十本もジーンズやスニーカーを突き抜けて、皮膚に刺さってしまった。刺さった方の針の先端はL字のカギ状になっている上に、1本1本が細くて短いのでちょっとやそっとじゃ抜けない。仕方がないので
皮膚の中にめり込んでいる部分を残して、脚の皮膚から見えている針だけをむしり取った。結局、またしても撤退することになった。ここのボルテックスは、私とはソリが合わないらしい。
そして、午後にセドナを出てサンディエゴへ。
それにしてもセドナのあの居心地の良さは不思議です。ボルテックスパワーをはっきりと感じることは出来なかったし、UFOにも遭遇していないけれど、きっと分かる人には分かるんだろうなぁ。アメリカ大陸って個性的な場所がたくさんあるなぁってしみじみ思いました。
もしまた来ることがあったらキャンプをしたいなぁ。
ホテル
Bell Rock Inn & Suites
リビング・暖炉・冷蔵庫・電子レンジ・ビデオデッキ付き、1部屋が広いジュニアスイートタイプのホテル。2階建て(エレベーター無し)。1階よりも2階の方が格段に眺めが良い。
オフシーズンだったので、通常の半額の宿泊料で泊まることが出来た($85)。
アメリカのホテルには珍しく、毎日毎日完璧に掃除をしてくれてあり、隅々まで綺麗。
部屋には暖炉があって、薪は1日1本が無料で付いていた。また泊まりたいホテルです。
White House Inn
5月にセドナへ立ち寄った際利用したモーテル。周辺にある他のモーテルより格段に安い。冷蔵庫やコーヒーメーカー等のアメニティが無く、もちろん屋外プールもランドリールーム無い。でも、清潔感のある居心地の良い部屋だった。TVとベッドとバストイレがあればいいや、という人にはおすすめです。



