セドナについて情報収集をしている時に初めて知った、「ボルテックス」という言葉。
ラテン語で「渦巻き」という意味だそうです。
地球をひとつの生命体と考えたとき、ボルテックスというのは、人間の「ツボ」とよく似ている場所のようです。人間は肉体と魂から出来ていることを前提に話を進めますが、肉体と魂をつなぐ役目をしているのが私たちの体中にあるツボだと言われています。地球にもこのツボのような場所がたくさんあり、地球のエネルギーと宇宙からのエネルギーが呼吸をするように合わさっている場所なのだそうです。セドナは、10個以上のボルテックスが集中してある場所で、様々な不思議体験が出来る所として有名らしいです。
セドナにはシャロンストーンとかマドンナ等、多くの有名人も別荘を構えています。また、昔、ウォルトディズニーが新しいアイデアを求めてここを訪れた際、セドナの風景から思いついたのがビッグサンダーマウンテンなんだそうです。
ここでは、セドナで買った「What is the VORTEX」という本に記されている内容を抜粋しながらボルテックスについて紹介します。
■セドナの主なボルテックスポイント■
(ベビーカー等は使えません)
・AirPort Mesa
空港近くにある最もアクセスしやすいボルテックス。
駐車場から1〜2分歩くだけでSEDONAの大パノラマが見れる。
・Bell Rock
セドナで最もパワーの強いボルテックスがある場所と言われている。トレイルはまあまあ緩やか。ボルテックスポイントは、トレイル入り口に、右周り、左周りの矢印があるけれど、そのどちらでもなく、ど真ん中を突き進んだ所にあるらしい。景色は午前中の方が美しい。
・Boynton Canyon
駐車場からボルテックスポイントまで片道1.5時間はかかる。トレイル入り口付近にある「KachinaWoman」という背の高い赤い岩?でエネルギーを感じる人もいるとか。
・Cathedral Rock
夕日が当たって赤く染まるレッドロックと、手前に流れる小川の風景が絶妙らしく、カレンダーやポスター等の写真撮影に最も多く使われている場所がある(冬場は小川の水が涸れてしまうのでKazu家はこの景色を拝めませんでした)。
・Chapel Of The Holy Cross
1956年に崖を利用して建てられた教会が駐車場のすぐそばにある。この丘から見えるレッドロックのひとつに、”Madonna and Child”と呼ばれている岩があり、生まれたばかりのイエス様を抱いているマリア様に見える。実際、本当にそんな風に見えるのがまた不思議。
・Schnebly Hill
険しいオフロードの先にある。4駆車以外はやめた方が無難。
1902年に造られたこの道は、当時フラッグスタッフへ行くための唯一の道路だったそうだ。
このポイントからの景色は”stunning view”なのだそうだ。Kazu家は行っていない。
・ボルテックスはどうやって見つけたらいいのか?

素人の目にはボルテックスは見えません。特に「ココ」という風に印がある訳でもないので、あちこち探しまくるのは徒労です。自然に敬意を払うことを忘れずに、景色を楽しみながらハイキングをしていればきっと1つくらいは「ここがそうかな?」という場所に出会えると思います。
ボルテックスに近い場所では、周辺の木が
誰にでも分かるほど不自然な捻じれ方をしています。枝も異常にひん曲がってます。
また、霊感(?)の強い人は、ボルテックスに色がついて見えたり、匂いを感じたりするらしいです。
ちなみに、
ボルテックスツアーというのもやってるみたいです。
・発見者
ペイジ・ブライアントというチャネラー(霊能者?)が、特別なエネルギーの存在を発見し、
VORTEXと名づけたのが1980年。でも、この地が古くからネイティブアメリカンの聖地であったことや、世界的に有名な遺跡の多くがボルテックスのある場所に建てられていることを考えれば、発見者というよりも、このエネルギーの名称を考えた人、といったところか。。。
そして、この”VORTEX”という言葉は、他のスピリチュアルカウンセラーによる勉強会などを通してだんだん広まっていきました。
・ボルテックスはセドナにしかないのか?
地球上のいろんな場所にボルテックスはあるようです。ボルテックスパワーを実際に見ることが出来る場所が
オレゴン州にあります。また、ハワイのハレアカラ山、エジプトのピラミッド、メキシコのマヤ遺跡、ペルーのマチュピチュ遺跡、イギリスのストーンヘンジなどにも存在するそうです。

