不定期日記

過去の日記 2004年後半 2005年前半


週に一回は更新したいと思ってます。。。


12月25日

今日はクリスマス。家族でディズニー映画を観に行って来ました。こっちはクリスマスってビッグホリデーだから、ショッピングモールなんかはお休みでしたが、モールの中の映画館だけはやってました。観客はウチを含めて3組だけでしたが。

今週は、ラスベガスに旅行に行ってました。オーバーヒートを直したばかりのマイカーで行くのは少し不安がありましたが、車の調子は問題なかったです。ラスベガスには2年前に一度行ったことがありますが、やっぱりド派手な街ですね。ホテルの大きさも半端じゃないぐらいデカイし、ホテルとホテルの間を無料のモノレールで繋いでいるところまであって、「この街は金かけてるなー」って感じでした。

ベガスといえば、やっぱりギャンブル。でも、子供を連れてやってはいけないことになっているので、娘が寝静まってからスロットを少し。予想通り負けちゃいましたが、せっかくなので楽しませて頂きました。家族とはバフェで死ぬほどステーキやデザートを食べたり、無料のショーをはしごしたりして、とても楽しかったです。ベガスは元々大人の街だったそうですが、今は子供から大人まで遊べるエンターテイメントタウンになってます

あぁ、先週の忙しさがウソのようだ。あとは、成績を待つばかりだな。。。


12月18日

終わったー!やっと今学期が終わりました。今はすっかりのんびりしているところです。今日は、今期で卒業される先輩達と最後のお食事会でした。色々お世話になりました。これからが本番ですが、益々のご活躍をお祈りしています。

のんびりしたところで家族と買い物に出かけた。ファッションバレーというモールに行ってきたのですが、クリスマス前の週末とあってスゴイ混雑。子供服を買って、早々に帰ろうとしていた時、大問題が発生。なんと、車のボンネットから煙が!!慌てて車を停め、ボンネットを開けるとクーラントが空っぽになってました。そりゃぁオーバーヒートもするわな。っていうか、何で空っぽになっとるんじゃい!?自動車整備工場にインターン行ってなかったら、原因分からなかっただろうなあ。とりあえず水を入れて整備工場を探したのですが、土曜の夕方はどこも閉まっていた。。。結局、ホンダのディーラーに持っていったものの、閉店間際で修理してもらえず、車を置いていくことに。しかし、レンタカー屋も土曜だというのに閉まっている有様。タクシーを呼ぼうかと思っていた時に、ホンダの社員の1人が、「20ドルで送ってもいいよ」と声をかけてきました。いやぁ、この人商売上手だなぁと思いながら、結局その人に送ってもらい、ウチに帰ってきました。ホント、車の故障が多くてイヤになります。

ま、事故も起こさず、誰もケガをしなかったので良しとしておきます。とにかく、きちんと直って欲しいものです。


12月12日

うわぁ、完全に更新するのを忘れてました。なんせ、今週はファイナルウィークで超忙しくて、、、とりあえず、山場は越えましたが、今週末までは図書館に缶詰状態です。ということで、今日はこの辺にさせて下さい。ごめんなさい、来週はちゃんと更新しますから〜。


12月4日

いよいよ来週、再来週が山場だ。ペーパー4本、プレゼン2つ、期末試験1つをこなさなければならない。International Marketingの期末試験は10%しか成績に加算されないので高をくくってたんだけど、膨大な量のリーディングパケットを読まないといけないことが判明。あと一週間でどこまで読めるんだろう。。。

この時期は他の生徒も忙しいので、学校の図書館はかなり混んでいる。お昼頃はパソコンがなかなか空かずに困ることが多い。家では集中出来ないので、この時期は結構面倒だ。パソコンが空かないのも面倒だけど、キャンパス内のフードコートも混んでいて、いちいち並ばないといけないのがイライラする。フードコートでは、Panda Express(中華)やRubio’s(メキシカン)が人気で、昼時は随分待たされる。で、並びたくない私が愛用しているのが、マクドだ。(マックではない、念の為)ここは、本当にいつも空いている。たまに混んでいる時もあるが、閑古鳥が鳴いてるときが多い。時間がない時は必ずと言っていいほどマクドに行くことにしている。こんなに頻繁にファーストフードを食べて大丈夫か不安になる時もあるけど、Panda ExpressもRubio’sも私から見れば同じようなものなので、頑張って並ぶ必要もないと考えている。

しかし、なぜマクドだけこんなに空いているのか?答えは簡単。アメリカ人はマクドは太ると考えているからだ。確かにそれは正しいかもしれないが、他の店のメニューも大概高カロリーなんだけどな。アメリカ人は日本人に比べて栄養学の知識レベルがかなり低いようで、「ブロッコリーさえ食べれば、野菜不足は解消よ!」なんて本気で考えている人が多い。この国で肥満が蔓延しているのもうなずける。

今受けているクラスは大体夜なので、昼も夜もファーストフードになる時がある。そこで、週に2,3回、Kazuyoに弁当を作ってもらっている。「ファーストフードを食べなくて済むって、すげーうれしー」って思って食べてます。感謝感謝。


11月27日

ものすごい失敗をやらかしてしまった。グループでのプレゼン当日。担当していたスライドを勘違いしていて、担当部分の前半分しか練習してないままに本番を迎えることに。前半ではクラスで笑いを取ったりして、まあいい感じだったように記憶しているが、後半はスライドすらまともに見たことがなかったので、ついに最後のスライドで1分ほど「沈黙」してしまった。。。チームメートが見かねて助けてくれましたが、あんなにひどいプレゼンやったのは初めてだった。チームメートにも申し訳ないけど、聞いていたクラスメートも辛かっただろうなあ。何をやってんだか。。。

週末はサンクスギビングで4連休だったので、家で七面鳥を丸焼きにして食べたり、友達とラーメン食いに行ったりして嫌な事を忘れてきました。(日記書いてる今、またあの悪夢が蘇ってますけど)やっぱり山頭火ラーメンは最高です!一緒に行った友達も「美味い!」を連呼してました。身近にラーメン好きがいて、ちょっとうれしかったです。(笑)

さて、12月は怒涛の忙しさになりそうだ。来週から準備を整えておかないと。幸い、期末試験は1クラスだけなので、ペーパーとプレゼンの準備をやっておけば大丈夫。って言っても、かなりの量があるけどね。。。今週末は羽を伸ばしたので、来週は気合いを入れて頑張ろうっと。


11月18日

同族経営学のケーススタディは、いつもエンディングが切ない。。。アメリカの上場企業の内、60%が同族経営かそれに準ずる経営をしているが、創業者が次の世代にうまくバトンタッチできる確率は30%と言われている。今回は一つのケースを紹介してみたい。

1960年代のカナダのとあるスーパーマーケットチェーン。母が立ち上げたパパママストアを大規模チェーンに育てたサムには4人の娘がいた。長女のミッツィは自分こそがサムの跡取りだと自負していたが、時代柄、女性がリーダーになるのは難しかった。そこで、サムは長女の旦那に跡を継がせることにしたが、院政を敷いて実権を握り続ける。その後、なぜかミッツィをグループ会社のトップに据え、しばらくしてこの世を去ってしまう。会社の株式は4人の姉妹に等分に相続されたが、今度はミッツィ夫妻が院政を敷き、会社の実権を握るようになる。しかし、サムの死後、会社の業績は悪化。自ら雇ったCEOに最後通告を受け、ミッツィは会社から手を引くのだが、、、

なんと、突然ミッツィは会社を売却することを宣言。妹達は反対したが、ミッツィの断固とした態度に、結局売却を決める。これで、チェーンは同族経営から脱却することになるのだが、これまたミッツィのわがままで株式の譲渡額を吊り上げた結果、買収した会社はしばらくして倒産してしまう。

一見、ミッツィのせいで会社が無くなってしまった様に思えるが、会社を継承する時にサムが公私混同したことが原因だと考えられる。同族経営は難しいと言われるが、株主、親族、経営陣の3者のバランスが大変重要であることが分かる。普通の人間は家族が一番大事な訳だから、どうしても親族側に比重が傾いて失敗するようだ。ただ、このケースを読んだ後、とても悲しい気持ちになったのは私だけでは無かったようだ。


11月12日

クラスメートの強力な勧めで、「この指止まれ」というウェブ同窓会名簿に登録した。ずいぶん前からある有名なサイトだったらしいけど、全然知らなかった。今まで在学してきた学校全てに登録でき、登録している人たちにサイト経由で連絡を取ることができるんだって。小学校の初恋の相手や、高校の憧れの先輩なんかに連絡が取れるかも知れないので、登録してみてはいかがでしょうか?(この推薦文も、クラスメートに強要されて書いてます。)

今週の授業は、ゲストスピーカーに恵まれた。起業のクラスでは、Price Clubという問屋直売店を創業者と共に立ち上げた方が創業当時の話をしてくれたし、同族経営学のクラスでは、同族経営していたカナダの大手スーパーを、公私混同の末、倒産に追いやった女性の息子と電話会議することが出来た。特に、後者は一ヶ月近くクラスで扱ったケースの関係者だったので、直接話が聞けてとても面白かった。(教授が一番喜んでたけど)

私がMBAを専攻したのは、経営学を学びたかったから。でも、色んな人の体験談を直に聞くと、いくら勉強したって、実際やってみるのとは全然違うということばかりを学んでしまう。卒業した後、本当にきちんとした仕事が出来るんだろうか。。。早く会社に入って、真の実力をつけないとダメだ。そして、いつか自分のビジネスを立ち上げることが出来たら最高だろうな。


11月5日

胸の痛みはほぼ治ったみたいです。ご心配をおかけしました。また、久しぶりにMBAのみんなとご飯を食べました。就職が決まった人もいて、ハッピーな食事会となりました。日本に帰ってからも連絡を取り続けたい方達ばっかりです。

ところで、今日は最近使い始めたGmailについて書いてみます。Gmailとは、Googleが試験運用している無料のメールサービスのことで、特徴としては、

 ・2GBの保存容量
 ・メールとその返信は1つのスレッドに保存

が挙げられます。2番目の特徴は画期的です。この機能によって、一連のメールのやり取りが簡単にフォロー出来ます。私はグループで活動することが多く、メール上でのやり取りも多いので、この機能はなかなか重宝します。なんで今まで無かったんだろうと、逆に不思議に思うぐらいです。

でも、なんでこんな素晴らしいサービスが無料で受けられるのか?実は、春セメスターで取ったMarketing in Digital Networked Environmentのクラスでも、Gmailがなぜ無料なのかという話がありました。理由は、メールをチェックすると、そのメールに関連するキーワードを拾って広告が出る仕掛けになっています。検索エンジンで、上部や右側に検索キーワードで広告が出るのと同じ仕組みです。「俺のメールを勝手に検索するなんて、プライバシーの侵害だ!」という議論があるわけです。要するに、ちっとも無料じゃないわけですよ。私は気にしないのでOKですけど。

世の中が毎日のように変化していってます。その変化に乗り遅れないよう、Gmailにも挑戦してみようってことですよ、つまり(すでにかなり遅れてるけどね)。とにかく、新しいことに興味を持ち続けて行きたいもんですわ(言い回しがすでにおっさんくさいか?)。


10月29日

胸の痛みは「神経痛」ということになりそうだ。医者からもらった痛み止めの塗り薬が結構効くので、大したことはないみたい。痛む回数も減ってきたようだし、治ってきているかも。「神経痛っておじいさんじゃあるまいし」と妻に言われ、ちょっとムカついたけど、とりあえずほっとした。

今日は、将来に漠然とした不安を持っている人達に耳寄りの情報を書こうと思う。実は、私は未だにどんな職が自分に合っているのかよくわからないんだけど、そういった人に自己分析が出来るツールがあるので、実際に試してみた。リクルートのR-CAPというテストだ。

このR-CAPは、リクルートが開発した新卒者用の職業適性テストのことで、30分程度のアンケートにネット上で答えると、その人の価値観や志向などを分析し、どんな職種に適しているかを教えてくれるんです。もちろん、これを鵜呑みにするのは危険だと思うけど、傾向が見れてなかなか面白いテストだった。

例えば、私は身の回りの出来事の80%以上は自分がコントロールできると考えていて、経営管理や起業といった職種に価値を求める傾向にある。技術、開発、営業、企画関係が私の志向に合っていて、保育、芸術、医療関係は合ってないんだって。確かにその通りかも。でも、職業適性は仕事の能力とは別だそうです。

お金かかるし、受験してから2〜3週間程待つけど、自己分析って自分じゃなかなかできないから、このテストは結構いいと思うよ。


10月23日

胸の痛みは相変わらずだ。CTスキャンでも異常は発見できなかったらしい。実は、先週の日記を見て、医師をされている方からメールを頂いた。以前、渡米に関する質問を受け、メールをやり取りさせて頂いた方だったが、専門的な話と気遣いが大変うれしかった。また、友人達や家族にも色々心配をお掛けしております。改めて、お礼を申し上げます。

今週はtake-home examなるものが出た。文字通り、家に持って帰ってやる試験のこと。普通はエッセイの問題が出題されるようだが、私には普通のペーパーとどこが違うのか理解できない。。。教科書を見ても構わないし、図書館やネットで調べてもいい。エッセイなので、自分の意見を問われる問題ばかりだから基本的に正解がない。自分の意見をきちんとバックアップ出来ていればよいと思うのだが、要するにペーパーと同じじゃん?しかも、提出期限は2週間後だし、まさにペーパーだよな。。。

今期はマネージメント系のクラスを多く取ってるので、ペーパーの課題が多いんだけど、それにも増して授業参加点の比率が高くなってきた。。。中には50%を超えるクラスもある。「何でもいいから適当に喋ってれば単位くれるじゃん」と軽く言ってくれるアメリカ人がちょっとムカつきます(笑)。気合入れて行くぞー!


10月14日

突然、胸に痛みが走った。痛み自体は強いものではなく、安静にしていれば大丈夫なので大したことは無いだろうと思ってたのですが、2、3日様子を見ても断続的に痛みがあるので、病院に行ってきました。祖父が心筋梗塞をやっているので、心臓の病気でないといいけど。。。

心電図や胸部のレントゲンを撮ったけど、特に異常なし。肺活量が標準より下回っていたので、「自然気胸」かも、ってお医者さんは言ってました。自然気胸とは、肺に何らかの理由で穴が開き、そこから空気が漏れて肺と肺を包んでいる胸膜の間に空気がたまり、肺をしぼませる病気だそうです。念の為、血液検査もやって、一日目は終了。

3日後、血液検査の結果を聞きに再度病院へ。血液検査でもやっぱり異常なし。でも、痛みは相変わらずで、外出したり、人と会ったりすると、時々何か破れるような痛みがある。ということで、ついにCTスキャンまで撮ることに。先生、大した事ないって言ってませんでした?ま、保険使って健康診断出来るんならいいか、と思って今日行って来ました。

CTってX線写真だったんだね。磁力で身体の輪切り写真を撮るやつかと思ってました(こっちはMRIというそうです)。注射で造影剤を打ちながら、10分ほどで撮影は終了。結果は2日後に出るそうです。やれやれ、どんな結果が出ることやら。でも、やっぱまだ痛いっす。。。


10月8日

ホームページを持っていると、色んな人と巡り会います。今回は、SDSUのキャンパスツアーがしたいという男性と会うことになりました。

彼は私と同じくSDSUのMBAで学びたいと考えていて、出願前にキャンパスの雰囲気や設備を見ておきたい、と連絡が来たのです。せっかく会うのだから、TOEFLの勉強法や出願での注意事項などを話したり、実際に私が取っている授業に参加してもらったりもしました。「色々ありがとうございました」と言って下さったのですが、実は私の方が色々教えてもらってしまいました。

彼は大企業、ベンチャー、外資系企業と渡り歩き、それぞれの組織の特徴を肌身で感じた結果、MBAで組織論を学ぶ必要性を感じたんだそうです。身銭を切って色んなセミナーに参加したり、読む本の量も多いようで、とても向上心の高い人でした。お勧めの本を色々教えて頂いたりして、どっちがホストなんだかわからない状況でした。(笑)

ホームページって更新が面倒だったり、アダルトサイトからしつこく書き込みが入ったりして気が滅入る時もありますが、やっぱりホームページ作って良かったっす。


10月3日

最近、クラスでLocus of Controlという言葉がちょくちょく使われます。日本語では「統制の所在」と訳されてるんだけど、要するに、自分に起こる結果の原因が自分にあると考えるか、あるいは周りの環境に左右されると考えるか、ってことだ。

例えば、2人の営業マン(AさんとBさん)がいたとする。2人とも今月の営業成績はイマイチだった。外的統制のAさんは、「この不景気じゃ、モノなんて売れないよ。ウチの製品の品質もたいしたことないしなぁ。」とよくあるせりふを言います。これに対し、内的統制のBさんは、「一体、自分のやり方のどこがいけないんだろう?」と営業成績は自分のせいだと考えます。この違いが、「統制の所在」の違いなんです。

内的統制の人は自分の運命は自分が作ると考えていて、企業家に多いタイプだと言われています。逆に言うと、人に使われるのは嫌かも知れません。こういうタイプの人は自分で仕事を作るのが好きなので、自由にやらせてあげるのが良いでしょう。外的統制の人は一見、ダメオヤジっぽく見えますが、こつこつ与えられた仕事を一生懸命できるタイプです。

実は、私は渡米前と渡米後で、外的統制からやや内的統制へと変化しています。きっと、自己責任の国・アメリカで彼らの文化に触れたのがきっかけだと思います。「交渉すればなんとかなる」って思える国ですから。

自分の人生は自分で決める―――当たり前だけど、いつも受身だった私が変れたのは、アメリカ留学のお陰です。


9月23日

最近、気になってることがある。それは、トヨタのプリウス。レンタカーで借りたのは半年程前になるけど、最近、近所でよく見かけるんだよね。うちのアパートにも一台あるし、バス停でバスを待ってると、10分ぐらいで4〜5台走ってるのを見る。プリウスにばかり気を取られてるからよく見つけてしまうのかも知れないけど、”Bigger, Better”のアメリカでプリウスがここまで売れてるなんて、ホントびっくりです。

売れてる理由は、やっぱり燃費の良さだろうな。アメリカでのガソリン価格が、2004年の一年間で、1.5倍に跳ね上がり、さらに今年も上昇を続けているそうだ(参考資料)。ハリケーンが立て続けに来て、今アメリカの一部の州ではプチオイルショックになってるけど、ハリケーンが来る前からガソリンはどんどん値上げしてたってこと。車社会のアメリカで、ガソリン価格の高騰は死活問題。低燃費車に人気が集まるのは必然かもね。「思ってるより燃費が悪い」なんていう話も聞くけど、従来の乗用車に比べたらはるかにいいのは明らかだし、こういう車が増えてくれば、環境にやさしくて素敵だよね。

限りある資源、皆で大事に使わないとね。ってことで、今はお金に余裕がないけど、日本に帰ったら絶対プリウス買うぞー!!


9月17日

今期から2年目に入り、急に授業のレベルが上がったような気がする。特にファイナンスはホントにヤバい。

今期はファイナンスを2つ取る予定だったんだけど、1つは韓国人の先生があまりに融通の利かないことばかり言うので却下したし、もう1つはあまりにレベルが高すぎてついていけないのでこれも落としちゃった。コアコースでファイナンスの基礎クラス1つしか取ってないのに、いきなり専門的な内容になってしまって、「中間レベルのクラスは無いんかい!」って感じ。MSBA(大学でビジネス専攻だった人用の短期MBA)の生徒は理解できているので、先生は彼らに合わせて授業を進めていく。まるで、ABCをやっと最後まで言えるようになった生徒が、TOEFL準備クラスを受講しているような感じだ。一時はファイナンス専攻を視野に入れていたとは思えないほどのていたらくだな。

ま、泣き言ばかり言ってもしょうがない。将来のキャリアを考えるとファイナンスの授業は取らないといけないので、だめもとで先生に聴講を申し出た。今期聴講しておけば、来期は何とか単位を取れる程度に理解できてるかも知れないし。先生も状況を分かってくれたらしく、快諾してくれた。有り難い話である。

ということで、今期は4クラス+1聴講となりました。・・・大丈夫か、俺?


9月12日

ふたを開けてみると、自民党圧勝!小泉首相の選挙戦略が大当たりだったよね。国民の多くが郵政民営化に賛成していたことも明らかになったし、郵政民営化が実現して郵便局のサービスが良くなるだろう。私も在外選挙が間に合い(2週間半で登録できた)、今回の選挙に参加できてすごく満足している。

ここで、素朴な疑問。本当に自民党は変わったのかな?小泉さんが総理大臣をやってる間は、周りは何も言えないだろうけど、総理大臣が変わったら、また元の自民党に戻っちゃうんじゃないか心配だ。ひも付き政治が改善されることを切に願う。

小泉首相がいつまで続けるかはわからないけど、きっと今が日本を変える最大のチャンスだと思うから、存分に改革をやって欲しい。旧態依然の構造をぶっとばせー!小泉さんのやり方は、私個人にも勇気を与えてくれる。信念を持ち、とことんやる。こういう態度が私にも必要だ。今度は小泉さんの本でも読んでみよっと。


9月2日

秋セメスターがスタートした。専門科目ばかり4つ取る予定となっているが、必修科目に比べて大変そうなので、今期はさらに忙しそうだ。そして、今期もユニークな先生達と出会えそうだ。

南アフリカ出身の教授はとても親切そうで印象が良い。でもなぜかクラスに愛犬を連れてきている。「小型犬なのでカバンに入るのよ」とか訳の分からんことを言い出したと思ったら、愛犬は本当にカバンに入ってじっとしている。いつもそのカバンを肩から提げて持ち運んでいるらしい。授業中にチョロチョロしないので気は散らないけど、日本じゃ考えられないよなぁ。

また、韓国出身の教授はお国柄のせいか、全く融通が利かない。理系のクラスでは融通が利かない先生はよくいるそうだけど、ビジネスには融通がつきものなので、多くの教授陣は非常にフレキシブルだ。大体MBAの生徒はフルタイムで働いてる人も多く、出張などでどうしても試験の日などをずらしてもらわないといけない人もいるのに、「例外は一切認めない!」の一言。こんな頭の固い教授はMBAでは初めてだ。自分で色んなルールを作り、そこから逸脱することは許さないらしい。日本にもいそうなタイプだけど。

世界には色んな人がいるよ。それが実体験できるってのもアメリカ留学の利点だなあ。


8月27日

サマースクールの成績が出た。授業参加点で大きく点数を引かれてしまったけど、何とかA-を取れた。未だに、クラスディスカッションは苦手だ。。。来学期はもっと積極的にならんとなあ。

家族で外食した後、学校へ行った。学校までは私が車を運転していたので、学校で妻も車から降りて、運転席に移って帰る、、、はずだった。だが、何とカギを閉じ込んでしまった!中には娘がいたが、チャイルドシートに縛られてロックを外すことが出来ない!第一、二歳半の娘は状況が全く理解できないようだった。クーラーはかけっぱなしだったが、サンディエゴ一番の暑さの下だったので、娘が心配で、妻も私も右往左往してしまった。

私が通っていた語学学校のALIが近くにあったので、オフィスに行って助けを呼ぶと、キャンパスポリスに電話してくれた。色々説明してくれたらしく、「普段はカギの閉じ込みぐらいでは来てくれないんだけど、今回は急を要するから」と、キャンパスポリスを説得してくれた。その後、私の英語の拙さを案じてか、オフィスの方が車まで付いて来てくれた。

3分もしないうちに、キャンパスポリスが到着。あっという間にロックを解除してくれた。感謝感謝です!娘は最後まで理解してなかったみたいだけど。で、最後に一言。

ALIっていいとこだよ!


8月19日

サマースクール終了〜。はー、やっと終わったって感じ。このクラスはテストが無かったので、その分ラクだったような気がする。ペーパーを書くのは大変だけど、苦労した分報われる気がして、私は好きだ。

先週の日記で、「選挙権が無いよぉ」と言ってたけど、実は選挙権があるんだって。在外選挙といって、比例選挙のみ投票できるらしい。でも、そのためには在外選挙人登録をしなくちゃいけないので、時間的に難しいそうだけど、だめもとで領事館まで行ってきました。スタッフの態度が横柄でムカついたけど、何とか間に合って欲しいです。

しかし、この在外選挙って制度、みんな知ってるんだろうか。。。私の周りは知ってる人が少なかったけど。。。外務省はもっとアピールするべきだと思う。っていうか、在留届にせよ、在外選挙人登録にせよ、海外転出した時点で自動で登録されていい筈だよ。なんで、日本ってこんなに遅れてるんかなあ。

ホリエモンが当選したら、もっとIT化して欲しいもんだよ。


8月12日

郵政解散 ―― あれだけ色んな改革をしてきた小泉首相でも、郵政民営化法案を通すことが出来なかったとは。。。この日本の一大事に、選挙権が無いよぉ。海外転出しなきゃ良かった。。。

私としては、郵政民営化に大賛成。鹿児島に住んでた頃、簡易郵便局に100万円下ろしに行ったら、「そんなにたくさん1万円札ありません」って言われたことがある。これがもし一般企業だったら、万が一お金が足りなかったとしても、「これから用意しますので、申し訳ありませんが少しお待ちいただけますか?」と言って、近くにある中央郵便局へ現金を取りに行くなりしただろう。少なくとも、「無いよ。」の一言でお客を帰してしまうようなことはしないはずだ。

郵便局員にしてみれば、公務員じゃなくなるし、リストラされるかも知れないし、今のままがいいって思っている人は多いだろうけど、もっと前向きに考えて欲しい。JRやNTT並みのサービスが提供できるようになれば、もっと多くのお客さんから「ありがとう」って言ってもらえるようになると思うんだけど。。。

小泉首相はなりふり構わず勝ちに行ってる。そのやり方に疑問を持っている人は少なく無いと思うけど、それでも郵政民営化を実現して欲しいと思う。日本の歴史が大きく動いている今を、もっと注意して見たい。


8月6日

サマースクールって忙しいはずなのに、最近、ちょっと飽きが来てる。。。クラスを1つしか取ってないので、そのクラスの勉強ばかりで気分転換しづらい。ということで、今、日本のビジネス書を読んでいるところ。

タイトルは、なぜ会社は変われないのか(日本経済新聞社)。端的に言うと、企業風土変革術について書いてある本。この本も全体的にストーリー調になっていて、飽きずに読めた。実は、この本を読んで、漠然と疑問に思っていたことがはっきりした。

MBAのクラスでよく話題に上るのが、「いかに社員のやる気を引き出すか」。で、ディスカッションで出てくる答えは、給料を上げるだとか、組織をフラットにするだとか、システムの話が多い。確かに、これらは解決策に違いはないけど、これだけで本当に社員がやる気が出るのか、疑問だった。なぜかというと、こんなことで私はやる気が起きないからだ。

この本に出てくる解決方法は、企業風土をゆっくり前向きに変えていくことだった。「言ってもムダ」とわびしい思いをしながら仕事をしているサラリーマンは結構多いと思うけど、それを「言えば何とかなる」と思えるような会社にするには、役職を離れ、腹を割って議論出来る企業風土を作らないといけない、てな内容だ。医学に例えると、MBAでの模範解答は西洋医学で、この本は東洋医学といったところだな。MBAのクラスでも企業風土のことは話題に上るけど、社員のやる気と結びつけた議論は聞いたことがなかった。ま、アメリカ企業の場合、社員の気持ちより生産性の方が大切なようだから、青臭い議論はしないのかも。

この本は「もっと社員の気持ちを考えて経営をせよ」と言っているようだった。人は皆、平等だ。役職の差はあっても、同じ人間に変わりは無い。お互いに尊重しあう気持ちが無くなった時、企業は腐っていくんじゃないかなあ。


7月30日

最近、掲示板にしつこくアダルト系の宣伝が入るようになった。全て同じ業者みたいだけど、アカウントをいくつか持っているらしく、禁止アカウントに登録しても違うアカウントで宣伝を打ってくる。ほんと、うざい。。。どなたかいい方法をご存知の方は、効果的な撃退法を教えて下さい。

グループペーパーとプレゼンは終了した。ただ、あんまり協力できなかったのが残念だ。ペーパーやプレゼン資料の作成は他のメンバーがやってくれたし、プレゼンも他のメンバー達がやってくれた。資料作成の時は色々フィードバックをしたんだけど、ほとんど受け入れられず、ペーパーもプレゼン資料も私から見てそれほど良い出来ではなかったと思う。特にプレゼン資料はスライドに文字をたくさん並べてしまって、誰も見ないようなスライドになってしまった。

私の説明がわかりにくかったのか、その重要性が理解できなかったのかわからないが、「そんなことどうでもいいじゃん」ってな雰囲気だった。というか、グループとしてより良いものを作ることより、とっとと課題を終わらせることが目的のチームだった。今まで組んできた中で、一番しょぼいグループだよ。でも、なぜか他のグループメンバーは、「このグループは最高だ」とか言ってた。。。意味分からん。。。私以外、誰も他のメンバーの仕事にけちをつけないから、すんなり作業が終わって効率的だとか思ってるんだろうが、質にこだわらないグループワークなんて、やるだけ無駄のような気がする。

久しぶりに、グループのことで悩んだ日々だった。グループワークって本当に難しい。


7月24日

 サイトの移転を行いました。旅日記で写真をかなり載せてきたので、容量オーバーになってしまい、無料で100MB貸してもらえる忍者ツールズに乗り換えることにしました。引き続き、ご愛顧の程、宜しくお願いします。

来週はグループペーパー2本とグループプレゼン1つがあって、その準備を皆でやっている最中なんだけど、最初のミーティングでいきなり険悪な雰囲気になっちゃいました。1人のメンバーが言葉の定義を勘違いしているらしく、他のメンバーが一生懸命その勘違いを指摘したんだけど、結局わかってもらえず、そのメンバーはミーティングの途中で帰ってしまうはめに、、、残ったメンバーもプリプリしちゃって、どうしようって感じに。波乱の幕開けになっちゃったよ。

こういう時ってどうしたらいいんだろうなあ。教科書を見せてもわかってもらえないし、もちろん、他のメンバーの言うことは聞きゃしないし、あとは先生に教えてもらうぐらいしか思いつかんなあ。どこの国にも自分が絶対正しいと思っている人はいるけど、そういう人達に異なる意見をぶつけるのは大変だよ。まあ、そういう人達は権威者(例えば、「先生」と呼ばれる人達)の言葉に弱いことが多いんだけど。

ま、これも交渉術の修行と思って頑張ってみますか。


7月17日

サマースクールが始まりました。噂には聞いてたけど、授業のペースが凄く速い。。。1週間に、教科書3章分進み、その他にも記事を読んだり、レポート書いたり、軽〜く気が狂いそうだよ。始まったばっかりなのに、大丈夫かなぁ。。。

話は全然変わるけど、こっちのファーストフード店では、飲み物はおかわり自由なんだよね。多くのお店には一角に飲み物を汲む場所があるので、ドリンクを注文するとコップだけ渡されるってわけ。だから、食事しながら好きなだけ飲み、食後に一杯汲んで持って帰るって感覚です。こんな素敵なサービスがあるアメリカでは、1999年に一人当たり250mlの炭酸飲料を874本分も飲んだらしい(Beverage Digest Fact Book 2001調べ)。毎日2.4本ずつ飲んでる計算だぞ!ちと、飲みすぎでないかい?ちなみに日本では90本ほどだそうな。

確かに、バーガーやピザには炭酸飲料がよく合うし、何より他のドリンクより安い。でも、それがアメリカ人の肥満の原因の一つになってるんじゃなかろうか?やっぱり、気をつけないといけないなあ、と思いつつ、今日もJack in the boxでファンタオレンジを飲んじゃいました!本当はファンタグレープの方が好きなんだけど、アメリカではあんまり見かけないんだよね。

ま、コーラ飲むよりはましかな。


7月12日

行ってきました、カナダ!!これ以上美しい自然はないってぐらい綺麗な所だった。でも、今回の旅行は結構色々あったんだよね。選んだ航空会社のせいなんだけど。

まず、サンディエゴの空港でチェックインに2時間も待たされ、飛行機に乗り遅れそうになるし、カルガリーに着いたら、荷物が一つ届いていなかったし。何より、彼らの対応にすごく腹が立った。チェックインの時は、あっちに並べ、こっちに並べ、とたらい回しにされ、全く対応が出来ていなかった。他の客なんか、たらい回しにされた挙句、「お前、なんでここに並んでるんだ?」とか言われて、マジギレしてた。荷物が届かなかった時も、「一つは届いてるんだから、それでいいでしょ?」みたいなことを言われ、本当にムカついた。着替えの入ったスーツケースだったので、「今日中に届けてもらわないと、着替える服が無い」と言ったら、「今着ている服があるじゃない」と返ってきた。もちろん、謝罪の言葉は一切無し。アメリ○・ウェス○は二度と使わないと心に誓ったよ。

結局、荷物は到着した次の日の午後に配達された。これも到着日中に届けると言っていたのに、平然と約束を破るし。着替える服が無かったので、カナディアン・ロッキーの寒さに対応できず、私は熱を出してしまった。ということで、旅行の前半は散々だった。

天候にも恵まれなかったが、旅行の後半はやっと晴れ間が見られ、本当のロッキーの姿を見ることが出来た。でも、感動したのもつかの間、帰りのチェックインで処理に30分以上かかり、最後まで対応の悪さを見せてくれた航空会社だった。こんなひどい客対応をしていても生きていけるアメリカ市場って、絶対おかしいと思った。





Kazu's サンディエゴ留学生活