ジョシュアツリー国立公園と温泉 キャンプ旅行  -カリフォルニア州-
( 2005年3月25日〜3月31日 )


●参考ウェブサイト 
U.S. National Parks Joshua Tree National Park
キャンプ場の空き状況
パームスプリングス観光名所(コンパスコンパス)
デザートホットスプリングス&スパ
            
今回は、ジョシュアツリー国立公園内でキャンプをしながら周辺の街で温泉やプールを楽しむ旅行。最後に1泊だけ泊まったレイクエルシノアの温泉宿では、日本式の浴槽につかることもでき、Kazu家にとっては最高の贅沢でした。


■ジョシュアツリーについて■
・名称:Joshua Tree(正式名称はYucca Brevifolia)
植物の仲間(ユリ科)であり、「木」ではない。
・大きさ:一番大きいもので高さ約14m。推定年齢は900歳。
・場所: 公園北部地域一帯
・名前の由来:  19世紀半ばに、西海岸を目指して旅をしていたモルモン教徒が偶然この奇妙な植物を発見したとき、そのウネウネと伸びる枝が「西海岸へおいでおいで〜」と彼らを手招きしているように見えたのだそうです。そこで、聖書に登場するジョシュア(本来の発音はヨシュア:モーゼの跡を継いだ人)の名前から、ジョシュアツリーと名付けたと言われています。


Joshua Tree National Park (写真をポイントすると簡単なコメントが出ます)
しっかし変な形の木(植物)があるもんだ 広大な林のように群生しているjoshua tree
cholla cactusというサボテン 4月〜6月頃にかけていろんな色の花を咲かせる 南ゲート付近のワイルドフラワー
ocotillo という植物 巨大なススキみたいな形 赤い花を咲かせていた。アメリカの人面岩はホリが深い 面白い形に削られた岩がたくさん転がっている。写真だと大きさが分かりにくけれど、実際はすごく大きい。巨大な石ころといった印象。ロッククライマーもいっぱい。
初めて見た本物のオアシス 展望台からの眺め。案内板によると、大気汚染のため、遠くまで見えないとのこと

キャンプ場情報 (Cotton Wood Camp Ground)はこちら


Desert Hot Springs

チルドレンズプール  Desert Hot Springsという小さな町がジョシュアツリーの西側にあります。あまり賑やかな雰囲気の町ではないけど、今回の デザートホットスプリングス&スパは、安い料金で温泉に入れる家族連れにはなかなか快適な温泉でした。子連れでも気兼ねなく行けるスパで、浅い冷水プールもあります。

 スパエリアはとても広くて、正確には覚えていないけれど、普通の大きなプールが3つほど、子供用プールが2つ、温泉プールは5つか6つ、あと無料のサウナ室も。温泉プールの温度はいろいろで、ぬるま湯から熱いお湯(40℃以上)まであります。ビーチタオルや水着などは持参。お店で買うこともできます。

【事件】
 「あ〜 気持ちよかった〜」ってな具合で、スパを出て駐車場へ戻ってみると、なんと、愛車がパンクしているではないか!なんでだよぉぉ〜。仕方なくKazuと私の2人でタイヤ交換。アメリカでパンクの経験はこれで3度目。これまでは通りすがりの親切な人がスペア交換にしてくれたので、実際に自分たちで交換するのは今回が初めて。ジャッキの角度を正確に合わせないと車体が上手く上がらないらしく、だいぶ手こずったけれど、次回からは人の力を借りなくても上手く出来そう(”次回”がないことを祈るが・・・)。
 スパのフロントの人に聞いてみたら、4ブロックほど南へ行ったところにパンクの修理工があるとのことで、そこでパンクしたタイヤに空気を入れなおしてもらい、ものの10分ほどで見事復活。$10也。あーよかったぁ。

 

Palm Springs
 高級温泉スパやゴルフ場、植物園や動物園、カジノなどがある砂漠の中のリゾート地。パームツリー並木の街並みと雪化粧をした山のコントラストが素晴らしかったです。
 ただ、主にお金持ちがバカンスにやってくるような場所のようで、一般庶民の私たちは浮いた存在のように感じました。
 ショッピングモールの駐車場には、ベンツやBMWなどがやたら多く停まっていて、観光している人のほとんどが白人。
 特に年配の白人から、「なんでここにアジアンがいるの?」という声が聞こえてきそうなほど、冷ややかな視線を浴びることが度々あり、人の視線が気になってしょうがない街でもありました。
 まあでも、特にお年寄りの世代の人は、奴隷制度が健在だった時代に生まれているし、白人の多い州には、アジア人なんか見たことない、という人だっていっぱいいるらしいし、有色人種を見てギョッとしたり、嫌な感情を持つのも仕方ないのかも知れませんね。


レイクエルシノア(Lake Elsinore)の温泉
 旅行を終えて、サンディエゴに帰る途中、レイクエルシノアという場所にある、「House Of Silaom」という温泉宿に泊まりました。「サンディエゴゆうゆう」に広告が出ていたことと、ある方から勧められたのがきっかけで1泊だけ予約しました。
感想は、、、うーん、ものすごく気に入りました。
 ここは2004年の夏に出来たばかりの宿で、オーナーは、とても気さくな人柄の韓国人と日本人のクリスチャン夫婦。宿の敷地内に温泉が湧いているので、源泉そのものなのだそうです。
 宿の隣には昔ネイティブアメリカンが温泉療法を行っていたという病院跡が、現在は温泉博物館として残っています。

各部屋はダイニングキッチン付き ベッドルームも綺麗 屋外温泉プールのひとつ。日本人が大好きな温度設定です

・場所: 215 W Graham Ave Lake Elsinore, CA 92530-3739
Phone:951-245-9500 サンディエゴ中心部から車で約1.5時間。
・料金:1室$100(週末は$120)
日帰り入浴$20/人数(屋外施設の利用は全て料金に込み)
グループ(6人以上)用の部屋は1泊$50/人数
・屋外施設:ぬるめの温泉プールが1つ、40℃以上の温泉プールが1つ、屋根付きのジャグジー風呂が1つ、サウナ室、更衣室、シャワールーム(座って体を洗える日本式)、BBQ施設3台(チャコール、チャッカマン、チャコールライター:着火を助けるオイルは各自持参)、ピクニックエリア、卓球台、エアホッケー、バスケットコートなど
・部屋:  キッチン付きのダイニングルーム(電子レンジ・冷蔵庫・オーブン等もあり)がついていて、1BRのアパートのような感じ。調理器具、食器等はついていません。また、テレビや電話、ドライヤー等はついていません。部屋は新しくすみずみまで綺麗。温泉水が出るお風呂は、巨大浴槽付きで、家族みんなで入れる広さ。首までゆったりつかることが出来ます。屋外の温泉よりも成分が濃くて、硫黄の香りがぷんぷんします。


番外
画像をポイントすると写真の説明が出ます。
ネズミをしとめたヘビ なんていう鳥だろう??
ジョシュアツリーへ行く途中のフリーウェイ沿いには風力発電がいっぱい 相当風がキツイらしく、どこもかしこも風車
ジョシュアツリーからレイクエルシノアまで、フリーウェイを使わずシーニックドライブで行くと、途中、この綺麗なレイクがある。ここもキャンプ場になっていて、RVキャンパーがたくさんいた。景色は綺麗だけど、山越えルートなので、抜けるのに超時間がかかり、疲れる。


Kazu's サンディエゴ留学生活